今回の記事は、心当たりのある年代の方以外にも、子育てをされておられる人ならお子さんの育て方でお役に立てるかも知れない、そういう話です。

老化予防やボケ防止や、いつまでも若くしているためには、知的好奇心と共感力が欠かせないという話です。

脳の成長と働きにも、その知的好奇心と共感力が大きく関係しているらしいので、子育てにも役立つ話になると思いますが、そんなことはとっくに知ってるよって方は、このままスルーしてくださいませ。😓

脳医学の研究でここ最近判明したことに、ミラーニューロンという脳内神経細胞の働きがあるのですね。このミラーニューロンという神経細胞が今回の話のキーワードになります。

ミラーニューロンという神経細胞は、その名があらわすように鏡（ミラー）みたいな反応をすることから、ミラーニューロンと名付けられました。

具体的には、他の個体の行動に影響されて自身も同じ行動をとっているかのごとくに反応する神経細胞であり、そのことで鏡みたいな特性を持つニューロンということから、ミラーニューロンの名称になったのです。😊

このミラーニューロンは、人や猿などの霊長類と一部の鳥類のオウムやインコなどの、高等動物の脳内ではその存在が認められているけど、動物のすべての脳内に存在しているわけでもないのだそうです。

人間の言葉を真似るというオウムやインコの機能も、ミラーニューロンの働きで言葉を模倣するという、認知活動を行っている結果らしいのですね。

赤ちゃんが言葉を覚えていく過程もこの模倣からの始まりで、模倣によって観察した行動や言語を、脳内でシミュレーションしながら覚えていくという認知活動の結果なのです。

このミラーニューロンは、子どもの成長を大きく促すことにも大きな影響を及ぼしているのですね。ミラーニューロンの働きを上手く引き出すことで子どもの成長を促進できるのですね。

そのミラーニューロンの働きを活発にしてくれるのが、知的好奇心であり共感力なのです。

脳の鏡であるミラーニューロンに、子どもの将来の夢だとか能力向上につながる情報を脳内に映し出し、様々な能力をミラーニューロンの働きで生み出し伸ばしていくと、子どもの可能性が大きく広がるわけですね。

「あれって何？」
「どうしてなの？」
「なぜなの？」
「さわってみたい！」
「やってみたい！」

そういった脳内で浮かんだ疑問や衝動によって、新しいことに注意を向けるということが、知的好奇心ということですよね。

そして人の気持ちを理解することができて、目の前の相手にきちんと寄り添うことができるという共感する力、思いやりの心が共感力ということです。

この「知的好奇心」と「共感力」がバランス良く育ったときに､子どもの可能性が大きく広がるのですね。そこを理解して子育てに活かすことで、子どもの将来も幸せに満ちたものになるのではないかと。

これって、子どもだけに限った話ではないのです。

高齢者にも（まだ若いと思い込んでいる中年も）この知的好奇心と共感力を高めることが、老化予防やボケ防止や若さを維持するために有効なのだと自覚して、希望を捨てずに元気で楽しく生きていきたいものです。

子どもと同様に、大人も高齢者も「知的好奇心」と「共感力」という、この２つのチカラを高めてボケ防止や老化予防など、認知機能の低下を防いでくれるのです。

知的好奇心と共感力がいつまでも若々しい思考回路や、身体機能を維持してくれるのではないでしょうか。

加齢とともに脳細胞は少しずつ壊れていきますが、組織全体から見ればごく一部なので、脳細胞の萎縮や損壊以上に脳内を活性化させていけば、常に脳内アップデートが行われて、ずっと若さを維持できるのではないかと。

年寄りになると認知機能が次第に低下していって、赤ちゃん返りをするというけれど、認知機能の衰えから赤ちゃんに戻りたくはないですよね。

できたら認知機能を高めたままで、子どもが成長するのと同じように、毎日を元気で楽しく過ごすことができれば、もう言うことはないかと。

そんな子どもみたいな元気老人を目指したいものです。

年齢を重ねたとしても、子どものようにいつまでも知的好奇心を持ち続けること。人の気持ちに寄り添い理解して思いやる心を忘れずに。そうやって共感力を高める努力を続けながら、素直な心で年齢を重ねていきたいのです。

年をとると、シミやシワだらけになるのが自然の摂理だけど、心にだけはシミもシワも寄せ付けたくないなと、いつまでも子どもの心を持ち続けたいと願っております。(^_^)b

ってことで、今回は
「老化予防やボケ防止と若さを保つ秘訣は知的好奇心と共感力を高めることですね」という知的好奇心と共感力について取り上げてみました。🤗
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。

では！

幸せと　　若さの秘訣　　のほほんと

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