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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_マスマーケティングは今でも有効か?

高度成長期に一般的に行われていたマスマーケティングは現在でも有効?


マスマーケティングは今でも有効なのか?
という話題について解説します。

マスマーケティングとは、対象を絞らず、多くの方に対して、広告など大量の情報をアナウンスすることです。

それにより、多くの顧客を獲得しようとする集客方法です。

これに関しては、高度成長していた時代にはとても有効なマーケティングでした。

子供から老人まで、男も女も関係なく、一定の情報を大量に流すことで、顧客が集まってくる状態でした。

ところが、社会が成熟してきて、成長が鈍化してくると、同じ戦略では集客できなくなってきました。

しかも、日本は長い間、デフレ状況です。

そうなると、多くの人は購買意欲が下がり、ターゲットしない情報には無関心になります。
むしろ、いらない情報と認識されます。

そうなると、大量の広告費は無駄になり、広告費をペイできない状況になります。

そこで、明確に顧客対象を絞り込んで、その対象のターゲットだけに、訴える情報を流すことで、少ないながらも顧客を獲得できるマーケティングに変化するしかなかったのです。

今では、私の専門とする関係性マーケティングにように、その顧客別に、顧客対応することで、顧客との良好な関係性を構築し、そこからリピートを増やし、利益を増やす戦略が現代では最善の戦略です。

しかし、その逆に今でもマスマーケティングは有効であるという説があります。

会社や商品のブランドを高めたり、多くの方に認知されるためには、マスマーケティングは有効ということです。

私はその意見に賛成します。

しかし、マスマーケティングは多くの情報を大量に流す必要があります。
よって、広告費など莫大なコストがかかります。

それは、全体の99%以上を占める中小企業、小規模事業にはとても無理な方法です。

なので、多くの企業にとっては、顧客との関係性を構築する関係性マーケティングが現状は最も有効な方法なのです。


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