見出し画像

日本の幸せ度は先進国の中で最下位ヤバイ日本人

日本の幸福度は先進国の中で、ずっと最下位らしい。

映画を観た。『幸せの経済学』を。
以前気になった書籍の映像化だ。改めて考えさせられた。インドのラダックと言う地域の話をもとに昔ながらの生活をしていた民族にグローバリゼーションの波が押し寄せた時、文明が入るまで幸せ度が高かった民族は貧富が出来て争う様に。
これは後進国が先進国を目指して急速に発展すると起きる現象みたいです。

実は個人の私自身も少なからず同じ想いをしていた事に気付かされました。
高みを目指せば目指す程に自分の限界を超えて辛くなる。でも子供の頃から目指していた事が簡単に言うと〝贅沢な暮らし〟でした。
当たり前を疑う余地もありませんでしたがコロナ禍で都会から田舎の暮らしに一旦移行してみて気付いた事が沢山あります。アップグレードして来た事をダウングレードしてみる事。昔ながらの生活や習慣が新鮮に思える様になってきました。

私自身少しづつではありますが、無駄を省きながら物を大切にする事、食べ物を買う事から少しづつ育てる練習をしたり、調理して食べる事、保存する事。

地域社会に入り込んで交流する事。正直、面倒なのですが個人的にすごく新鮮です。
どれだけ経済成長したかということが「豊かな国」の定義だと信じられてきて私も疑う余地はありませんでした。

グローバリゼーションは波に乗って世界中に広がり、結果、便利で快適に生活ができるなどの正の側面がある反面、負の側面ではコミュニティの伝統的な暮らしが崩壊し、かつてはそこにはなかったはずの「新たな貧困」が生まれるようになったことも事実です。

本当の豊かさとはなにか?それを、今こそ考える時なのかな?とぼんやり感じます。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていく、と語ります。実際に世界では、「本当の豊かさ」を求め、持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティの構築が世界的に広がりつつあります。
この映画の中では、日本の埼玉県小川町での取り組みを紹介しており 行き過ぎたグローバル経済から脱却し、持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか。そのヒントは日本の伝統文化の中にもあるのではないでしょうか。富里では地域の方が我が子を知りみんなが名前を呼んでくれていつの間にか私は集落の班長を引き受け49歳にして新人で一番の若手(笑)

自治会館のお掃除を家族で

故郷新潟から東京を目指し6畳の安アパートから大きめなワンルームに1LDKに、2LDK、外車に乗り高い服を着て高い食事をしてその時は高揚感はありましたが無理があるので一気に現実に引き戻される(笑)貯金はなくそれを維持するためにもがいている自分。ダメな人間代表でした(笑)なので自然な流れでダウングレードできました。。。ん?ダウングレードではないな、、、本当の人間らしい生き方に少しだけ近づいたのかもしれません。物質的な幸福度は全体の10%に過ぎずその幸せ度は続かないとも言われてます。

コロナ禍と同時に訪れた時代

昔は逆のことを想像し実践して良く怒られたりしてきましたが、地の時代から風の時代に突入した今、生きるために何をするのか?生きるためは食べるためなのですから、これからは必ず農家さんや家庭菜園のノウハウがある方が必ず幸せ度の高い時代に突入するでしょう。食糧難と言われてますがそれは既にずっと前からわかっていた事で食品が無くなることはないとは思いますが価格が高騰して実質、買うことが出来なくなる事が予測されます。

子供と田舎暮らしを体験する

いつか体感しやってみたかった家庭菜園をしながらの生活をしてみたくて引っ越した富里。作物を育てることなんかすぐに出来ないのですが農家さんと知り合ったり地域の家庭菜園をされている方と一緒にやったりと横の繋がりを作っているのだから田舎に越してスローライフだなって言われますが全くスローなんかではありません(笑)

コロナ禍突入からリアルタイムでSNSで田舎暮らしを毎日投稿しまくりましたが見て感じた事を投稿しまくり投稿するネタを探しては動いたりもしてました。何かの記者さんの様に。結局は自分で見返して気づきがありすごく貴重な備忘録になりました。

数十年積み重ねてきたものがあるからこそ新たに考えさせられることが多くこれからの生き方を真剣に考える時期なのかもしれません。

amazon prime Videoにあります


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?