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正しい努力とは?ー高校生でも使える戦略理論を用いた解説と具体例ー

「努力をすれば夢は叶う」なんていうセリフを
私が高校生の時に聞いたことがあります。
よく高校生に指導する大人はみんな口を揃えて
上のセリフを言っていたものです。
しかし大人になってそれは嘘だと気がつきました。
「努力をしなければ夢は叶わない。
努力をしたとしても、それが正しい努力でなければ夢は叶わない」
というのが正しい認識だと思います。
夢を持っている方々、どうか絶望しないでください。
夢は叶います。でも正しいプロセスを踏まなければいけないということです。

今回は夢や目的を叶えるためにどのような思考行動プロセスを持つべきか、
ということを戦略的思考法によってお伝えしたいと思います。
この考え方は小学生から社会人まであらゆる人に有効な考え方であり、
今からすぐに使えるものです。
是非、参考にしていただき皆様の人生がより豊かになればいいなと思います。


正しい努力とは、必要なことのみを行うこと

まず正しい努力とは何かについてお伝えします。
正しい努力とは一言で言うと、

目的を達成するために不必要なことは行わず、
必要なことのみを計画的にとことんやること


です。
例えば、大学入試において第1志望の学校の受験科目が
国語、英語、数学であるが、
第2志望以下の大学の入試科目は
国語、英語、社会だとします。
この場合、社会科目を勉強することは第2志望以下の大学入試においては
大学入試合格という夢を叶えるための非常に意味ある努力ですが、
第1志望合格するためには全く意味がない努力です。

つまり、
社会科目を勉強することは第1志望の大学入試に合格することを
目的にするのであれば無意味な努力ですが、
第2志望以下の大学入試に合格することを目的にするのであれば
それは正しい努力となります。
このように、正しい努力とは
目的を達成するために必要なことのみを行うことです。


正しい努力を行うためには戦略理論を使うべき

正しい努力を行うためには、戦略理論を使うべきです。
戦略理論とは、目的を達成するための正しいプロセスを
明確にする思考法のことです。
具体的に目的・目標・戦略・戦術・作戦の5段階に分けて考えます。
まずはそれぞれの言葉の意味についてお伝えします。


目的:理念。目指すべきこと。


言い換えると、目的とは夢やゴールです。
何を達成したいか、
社会人的に言うのであればどんな価値を社会に提供したいか、
とも言えます。
ちなみに、目的はブレないものです。
これがブレてしまうと正しい努力ができず、
結局何も達成できなかった、ということになりかねません。
受験勉強で言うと、
第1志望の大学入試に合格することを目的にするか、
大学入試に合格することを目的にするかによって、
社会科目を勉強することが無意味な努力か、正しい努力なのかの
判断基準が変わってきます。


目標:目的を数字など測れるものにしたもの


目的があったとしても、それだけは具体的に何を目指すべきなのか
わからないことがほとんどです。
そのため具体的な数字を明確な目標にし、
それを達成するための努力をするべきです。
そうすることによって
客観的に自分の立ち位置と目的の距離を図ることが可能になります。
例えば、
“第1志望の大学に合格する”
というゴールよりも
”国語・英語・数学の点数を8割以上取る=第1志望の大学に入学することのできる合格ライン”
という方が目指すべきものが具体的でわかりやすいのです。


戦略:スタンス。考え方。戦い方。


さて、目的と目標が決まりましたら
次はどのように戦うか(努力のプロセス)を決めなければなりません。
戦略とはあくまでスタンスです。
そのため戦略を決める際に具体的なことを考えるのはやめましょう。
なお戦略がブレてしまうと、
この後に決める作戦や戦術というものが機能しなくなるため、
戦略を決めるということは非常に重要なことになってきます。
例えば、
“(第1志望の大学は英語の配点が高いため、)
英語を重点的に勉強し、9割以上点数を取れる実力まで持っていく。
そして国語と数学は6割以上の点数を取れるくらいの実力まで持っていく。”
であったり、
“(とにかく大学に現役で合格したいため、国語・英語・数学・社会を
満遍なく点数を取れるようにするため、)
全科目を7割以上点数取れるように、均等に勉強する。”
などが戦略です。


作戦:戦略を達成するために行わなければならないこと。


戦略が決まりましたら、次に作戦です。
作戦では、
いつまでに何を行わなければならないかなどを明確にしたスケジュールや
戦略を達成するために何をしなければならないか、
ということを明確にします。
例えば下の箇条書きのものが、英語の点数9割以上点数を取る戦略の作戦です。
“(英語を9割以上獲得するために)
【4月〜7月】
・単語帳の内容の単語をを9割以上覚える
・文法の参考書を1週する
・文法の問題集を1週する
【8月〜9月】
・単語を覚えたかどうかを確認するために、
 単語の本を1週間に1回読むことを繰り返す
・文法の参考書を1週間に1回読むペースで読み返す
・文法の参考書を1週間に1回繰り返すペースで行う
・上記3点において、不明なこと、できなかったこと、
 覚えてなかったことを随時自身が分かるように記載する
・英語文章を1週間に1問解いてみて、答え合わせ、理解できたこと・
 できなかったことを明らかにする。
【10月〜11月】
・単語の本は読まない
・文法の問題集を3週間に1週するペースで行う。
・英語文章を3日に1回のペースで行う。
・文法の問題、文章の問題において、理解できたこと・
 できなかったことを明らかにする
【11月〜1月】
・過去問を行う
・過去問の中で分からなかったことを明らかにする”

このように作戦は箇条書きで大丈夫です。
戦略を達成するために何をいつまでにするべきかを明確にすることが
作戦の重要なことです。
なお、作戦は状況によって増えたり消したりすることがあります。
なのでスケジュールを随時確認しながら、
自分の今の立ち位置を客観的に把握することが大事です。


戦術:最も具体的な行動


戦術とは、具体的に何を行うかを明確にし、
実際にそれを行うことです。
例えば、
・単語帳を購入する
・毎朝30分電車に乗って登下校する際、単語帳を開く
・毎日、夜11時に寝て、朝6時30分に起きる。
・6時30分から7時までは単語帳を開いて勉強する
・2週間に一回、同じ単語帳を使っている友達と単語50問テストを出し合う
・2週間に1回、それまで目を通した単語のテストを自身にて行う。
・学校や予備校の授業において知らない単語に印をつけて、
 意味を調べ、その場で覚える

などが挙げられます。
これも作戦と同じように箇条書きで結構です。
また同じく努力の過程で戦術が増えたり消したりすることがあります。
努力の進捗によって不要なものや、必要な項目が出てくるためです。

以上が、目的、目標、戦略、作戦、戦術についてです。
これらの理論と論理を理解した上で
戦略を組み、実際に行動することによって、
大幅に目的を達成できるかどうかの努力の質が変わってきます。


それでも困っているあなたへ
ー私が目的達成のためにお手伝い致しますー

ここまで目的を達成するためには正しい努力が必要であり、
それは戦略理論を正しく理解し実行することによって
達成することができる、というお話をしました。

社会人2年目までの私は、
正直戦略を組むことをしてきませんでした。
小手先のテクニックをどう磨くか、
それだけを考え日々を少し、
目的を達成していないにも関わらず、
戦術レベルの段階で成功したら喜んでいるような人間でした。

ここまで読んでくださった方の中にも
もしかすると今までの私と同じような方がいらっしゃるかもしれません。
そして戦略を組む自身もなければ、時間もない!という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回、そのような方悩み、痛みを解消し、
成功体験をしていただきたい、という一心により、
私の時間とスキルの許す限りという制限付きではありますが、
限定1名様を対象に無料で戦略コンサルティングをしたいと思っております。

「これで何か変わることができるのであれば、
とりあえず面白さ半分、期待半分でお願いしてみようかな」という
気持ちで結構でございます。
こちらの記事のコメント欄にコメントをいただければなと思います。

未来は待っていればくるものではなく、
自ら掴むものです。
私と一緒に価値ある未来をつかんでいきましょう!!


最後まで皆さん読んでくださりありがとうございます。

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