最高の体調を読んでみて実践しようと思うこと

最高の体調
鈴木祐
平成30年7月31日発行

様々なメディアで取り上げられていますが
実際に読んでみてよかったです

本の要約動画なども多数ありますし、それも参考になるんですが
自分にとって必要な部分が若干違うよねって思うんです
巻末に戦略がまとまって載っていたりするのもまた最高でした
その戦略は著者が提案しているものであって、それが読者に必ずしもマッチするとは限りません
私なりに最高の体調になるための戦略を考えてみましたので
ここに書き留めておきたいと思います

その前にどんな内容だったかざっくりというと
炎症と不安は繋がっていて、この本は炎症と不安を軽減させるための本です

最高じゃない体調とは

よく寝たはずなのに眠い、そもそもうまく寝れない、今ひとつパッとしない、倦怠感、痒い、どこか痛い、腹部症状がある

僕の場合は体が痒い、湿疹が出る、呼吸がしづらい時がある
という感じで体調が悪いわけじゃないし健康診断でどこか数値が異常ってこともないです
でもどこか調子が悪いな
これって歳のせいかな
って考えがちです
でもきっと解決できることだと思っているし、体が痒くて掻きむしってしまうとヒリヒリ痛いし、床が皮膚で汚いし
ベストな体調を求めて自分にできることを考えたいと思います

原因が炎症だということ
しかも現代で生活しているとそのことは避けづらいということ
本の中ではそれを
文明病
という表現をしていました

炎症の原因ってなんでしょう

  • 内臓脂肪

  • リーキーガット(腸管壁浸漏症候群)

  • カビ毒

  • 不安

もちろん細菌感染や外傷も含まれますしそれ以外にもありますが自分にとってこれが原因なのではないかと思います
この本での主張は
狩猟採集時代と比べて
新しくできたもの、多すぎるもの、少なすぎるもの
を炎症や不安の原因としています
内臓脂肪は狩猟採集時代にはありませんでした、またはあったとしてもとても少ない割合です
リーキーガットは腸のバリア機能が低下し、未消化の物質が血管内に入ってしまい、炎症の原因になります
カビ毒は気をつけなければなりませんが、寒さや暑さを和らげるために、高気密高断熱の住宅に住むようになって換気が不十分になって室内の目に見えないところにもカビができてしまい、その毒素を吸収してしまうことです。
確かに、東日本大震災で被災した家があって、そこを修繕して住んでいる人もいましたが、家族みんな咳が止まらないとかカビ臭さに悩んでいるというのを聞いたことがあります。

その中に不安があるってどういうこと?
炎症と不安のつながりについて

ぼんやりとした不安
なんか聞いたことあるんだけど、最近使ったんです
そう、転職のきっかけ
ぼんやりとした不安
きっとこの不安は解決することができると思う

ぼんやりとした不安を解消するたった一つの方法
今ここに集中
未来を認識することは狩猟採集の時代にはなかったそうです
その不安をなくすことの解決手段は
未来を今に近づける
ことです
どういうこと??って思いますね
5年後にどんな自分になっているか
どんな、環境になっているか
そのことは不確定要素が多くあってぼんやりとしてしまうけど
そのぼんやりとしたものをはっきりさせるために
今、できることに集中する
それを実現させるために今日を積み重ねていく
それがぼんやりとした不安を解消する唯一の方法です
それを実践するにあたり
3つのルールが紹介されています
今日やるべきことを3つ
今週達成したいことを3つ
今月達成したいことを3つ
今年達成したいことを3つ

毎日それについて振り返り、未来に進んでいる実感をもち
未来と今の距離を近づけることで不安を解消できる
確かに、この方法をやってみるとぼんやりとした不安を持つことが逆に難しいとさえ考えてしまう。
3つのルールをしっかりと行うことを記録していけば不安なんて持つことが逆に難しいのではないでしょうか。

価値観を見定める
価値観の多様化が未来像をぼんやりさせる
様々な価値観があってそれに自分が振り回されると未来への選択肢が増えてしまい方向性が定まらない
価値と目標の違いは
価値には成功も失敗もない、価値の裏付けがない目標は不安の原因になる

最高の体調になるための戦略

整腸剤を飲む
これは今まで挑戦したことのない新しい試みになります。
発酵食品や食物繊維多めの生活は今までもしていて快便快腸な生活を継続できているけど、もしできることがあるならこの整腸剤を取り入れたらもっと体調が良くなるんじゃないかと思えます。体が痒かったり、アレルギー体質もあるからです。小さい頃から肘の内側、膝の裏。最近は首と顎関節のあたりが痒くカサカサになりがち。それが改善できれば、今のところ不調なところはない気がします。
食物繊維をとる

食物繊維の摂取量が1日10グラム増えるごとに早期死亡率が11パーセント減少する

こんな事実があるなら取らない理由はないですね。
1年以上前から玄米生活をしています。発酵玄米にしていたときもあるけど今は普通の玄米です。あとはにんじんや小豆を食べたり、ココアを飲んだり。食物繊維も多様性が必要だとは思うのでバランスよく取りたいとは心がけています。
逆にタンパク質をたくさん摂れとはこの本には載っていませんでした

運動をする
筋トレもしつつ、有酸素運動を取り入れます。筋トレは自重トレーニング(自分の体重を負荷にしてトレーニングする方法、腕立て伏せとか、懸垂とかスクワットとか)をやりつつ、ランニングをやろうかと。やっぱりランニングは好きだし、自然の中を走るのは気持ちがいい。家から出たら山、川の今の環境は気に入ってます。
もちろんサーフィンもいい運動ですね
畏敬の念をもつ
これは最近読んだ本の感謝にも似ている部分だと感じました
自然やアート、人に対するものです
僕の場合は海にはよく感じます。すごい大きな波、透き通った海底まで見える海水、風と調和した美しい波
どれをとっても素晴らしいと感じています
人間には作り得ない自然です

仕事に遊びのシステムを導入する
仕事に遊びのシステムというけど
先ほど紹介した3つのルールだったり
時間を区切ったメリハリのある職務遂行
それにはポロモードテクニックが紹介されていました

ひとつの仕事を25分ごとに区切り、その間に5分の休憩をはさむテクニックで、あらかじめ目標の時間を設定しておくことで作業に明確なルールを設定し、作業への没入感を高める効果が得られます。

まとめ

最高の体調は
炎症と不安が繋がっていてそれらを軽減させることの戦略を読者に考えさせるための本です
体調を良くしたい人はもちろん
人生の進め方を考えるのにもちょうどよいと感じました
不安のない人生なんてないかも知れないけど、不安を少なくすることでより良い人生を歩み、快適な毎日につながるのかと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました
3つのルールで未来を近づけ体調をより良いものにしていきたいと思います
整腸剤はどれを買うか検討して導入していきたいと思います

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