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『真鍋博のプラネタリウム 星新一の挿絵たち』

2019年10月3日に読了。

勝手な推測かも
しれないが、
本好き、読書好きの多くは
星新一のショートショート
が、きっかけになっているの
ではないだろうか。

特に、私の世代は
※現在52歳
中学の国語の教科書に
星新一の作品が載っていて、
何らかの感動か衝撃を受けて、
書店に足を運んだ方々が
多いのではないだろうか。

中学生…
難しい言葉や表現がなく、
歴史的なものでもなく、
難しくないSF要素が、
短編どころか、ショートショートで
書かれている、
これほど、シンプルで、
飛びつけて、のめり込める
要素てんこ盛り、だなんて。
中学生だった私は
大藪春彦や
アガサクリスティも
読んだりしていたが、
どこか、オトナぶっていたかった
のだろう、
それは、それで、読書人生の
一場面で貴重なことだったけど、

星新一ショートショート
は、中学生の私に
シンプルだけど、とてつない
破壊力をもたらした。

特に、寒い時期に
コタツに入って読む星新一は
最高だった。

これだけ、ハッとさせられたり
深く考えさせらる秀作の
オンパレードなのに、映像化の壁が
ある、それが、逆に嬉しいのだ。
NHKでも、放送されていたが、
やはり、何かが違う…

そう、それが、
真鍋博のイラストのインパクトが
絶大で、映像が、そのイラストを!
挿絵を!超えれないのだ、
私の頭の中ではですね。

ゆえに、この一冊は、
私を中坊へトリップさせてくれた
貴重な一冊でした。

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