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0008 海外遠征のコンセプト(思案中)


はじめに

この度、2024年3月に府の選抜チームのオランダ遠征の活動に、チームスタッフとして参加させていただくことになりました。私はコーチの立場ですが、せっかくの機会なので遠征へ向けたコンセプトを思案中です。表に出すかどうかはわかりません…笑
ひとまず、

・活動全体のコンセプト
・選抜チームの「mission・vision・value」
・戦術のコンセプト
・プレーモデル(攻撃・守備)


この4つの項目を作りたいと思っています。
まずは、「活動全体のコンセプト」を紹介します。

活動全体のコンセプト=「5つの”I(アイ)”」

現地での10日間の活動中だけでなく、準備期間も含めた約3ヶ月間の活動全体を通して、大切にしてほしい心構えについてです。アルファベットの「I」から始まる5つのワードを挙げました。

① I(アイ)
② Intensity(インテンシティ)
③ Insight(インサイト)
④ Integrity(インテグリティ)
⑤ Impressive(インプレッシブ)

① I(アイ)

選抜チーム、海外での活動中であっても、自立・自律できる「頼もしい」選手であろう
・自分の意思を持ち自立、自律した選手であろう。積極的に選手間またはスタッフとコミュニケーションをとり、良好な関係性を築こう。
・全員がこのチームのリーダーであり、その自覚を持とう。
・自分自身を大切にしよう。特に、怪我や体調不良の無いように、セルフコンディショニングを徹底しよう。コンディション不良の場合は、必ずスタッフと共有しよう。
・海外の環境の中で、自分自身を見つめ直し、今後の成長のきっかけにしよう。

② Intensity(インテンシティ)

フィジカル面はもちろん、メンタル面、戦術面においても「強さ」「集中力」「強烈な勝利への執着心」を発揮しよう
球際の強さ…1vs1の強さ、ルーズボールの奪い合いで強さを発揮しよう。
スピード…長短のスプリント、攻⇔守の切り替え、爆発的な瞬発力を発揮しよう。
連続した動き…1つのプレーが終わってもまたすぐ次のプレーへ、攻守において絶え間なく連続した動き(シームレス)を発揮しよう。

③ Insight(インサイト)

状況を見分け、適切なプレーを選択しよう
ピッチ上で相手がやろうとしていることを洞察、分析しよう。
・相手チームとのシステムの噛み合わせから、フリーマンとフリースペースを発見し、適切なスタートポジションを取ることでゴールルートを作り出そう。
・味方のプレーの強みを理解し、予測をもってプレーしよう。

④ Integrity(インテグリティ)

「誠実さ・真摯さ・高潔さ」をこのチームの全員が大切にし、海外遠征の活動を通して、ヨーロッパの地で”OSAKA/JAPANの価値”を高めよう
・「OSAKA」のエンブレムを身に付ける上で、恥じない行動をしよう。
・「挨拶、返事、整理整頓掃除」を徹底しよう。
・集団生活の中で、規律を重視しよう。
・異文化を受け止めて尊重しよう。
・利己的でなく、チームの利益と調和を優先しよう。
・今回選ばれなかった大阪のサッカー仲間のためにも、全力を尽くそう。

⑤ Impressive(インプレッシブ)

ピッチ内外において日本人の良さを発信し、強い印象と感動を与えよう
・異国の地で多くのことを学び、吸収できるような「素直な心」を大切にしよう。
・受け身の姿勢ではなく、常に”前のめり!”感動を与える側になろう。
・試合終了の笛が鳴るまで、直向きに闘おう。
・「挨拶、礼儀正しさ、整理整頓掃除」で日本文化の良さを発信しよう。
・2022W杯森保JAPAN、WBC日本代表栗山監督…「一流は、どこから見ても一流!」、私たちも「一流」を目指そう。


2022年W杯 クロアチア戦後の日本代表チームのロッカールーム
2023年WBC決勝戦の日本代表チーム

まとめ

以上の5つを海外遠征の活動全体のコンセプトとして思案しました。
サッカーのプレーに関することよりも、「行動規範」の部分を中心にまとめました。「サッカーを通して、人間的に成長する」ことを重視する私としては、どうしても外せないコンセプトです。
次回以降、選抜チームの「mission・vision・value」、戦術のコンセプト
、プレーモデル(攻撃・守備)
もアップしていきます。

それでは、ありがとうございました。

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