2日目夜。
寝る前の授乳をしなくとも寝かしつけることはできたが、1度目を覚ましてぐずってからが厄介だった。自分の息子を厄介と表現するのはどうかと思うが、器の小さな父親なので厄介と表現しておくことにする。

寝ついたと思って布団に置くとどうやってもぐずる。熟睡している妻と長男の眠りを妨げるわけにはいかないので、抱っこしながらソファに座る。

本当はパソコンで文章を書きたかったが、腕の中に次男がいるので、空いている右手を使ってどうにかスマホで文字を打つ。なんたる作業効率の悪さ。どうせ満足に眠れないので、何もしないよりは少しでも何かする方がマシだ。

時折、次男がぐずぐずモコモコするので、その度に立ち上がって落ち着くまでトントンする。落ち着いたら座ってまた文字を打つ。その繰り返し。

気付いたら寝落ちしていて、カーテンの隙間から漏れてきた朝日で目を覚ましてしまった次男によって起こされた。どうにか一晩乗り切ったようだ。

スマホを使ってできる範囲で作業をしたつもりだが、見返してみると思ったより進んでいなかった。起きたらはるか遠くにスマホが置いてあるし。いつどうやってそこに置いたか何も記憶にない。

3日目。
ヒーローショー(ブンブンジャーショー)を観に、義父の車で会場へ。炎天下の屋外で30分間のヒーローショー。子供たちと一緒に楽しんだが、寝不足おじさんは暑さにやられた。

昼頃に帰宅し、子供たちのお昼ご飯。小さめの食パンを長男が3枚、次男が2枚完食した。長男の食欲旺盛さは相変わらずだが、母乳を絶った次男も食事量が増えた気がする。母乳を求めて泣きわめく回数も減ったような気がするし、卒乳に向けて前進しているのだろうか。

これから3日目夜を迎え、明日は卒乳4日目となる。明日は出勤日なので、相変わらず溜まり続ける母乳で痛みに悶えている妻が心配だ。

早く「卒乳完了！」と宣言できる日が来ることを願って。

【編集後記】
「アルコールを飲んでやる！」と高らかに宣言していた妻が本当にアルコールを摂取したので、物理的に授乳が不可能となりました。

妻のアルコール解禁に合わせて僕の禁酒期間も終了しました。約6ヶ月の禁酒でした。我ながらよく続いたと思っています。

今後はたしなむ程度の飲酒を心掛け、妻の前以外では飲酒しないをモットーにアルコールを楽しもうと思います。

おそらくあと2、3日は寝不足になる気がしていますが、妻と次男のために頑張ろうと思います。と良いパパみたいなことを言っておきましょう。