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次男卒乳日記③

3日目夜。
無事に寝かしつけが成功したので、パソコンでライターの仕事をする。寝ついてから仕事が終わるまでの約3時間は熟睡していた。

仕事が一段落したので「このまま朝まで眠ってくれ」と祈りながら次男の横で横になる。しばらくして次男の夜泣きで目が覚める。朝まで熟睡はまだまだ難しいようだ。

相変わらずなかなか寝ついてくれないので、いつも通り抱っこしながらソファで眠ることにする。連日ソファで眠っているので体の節々が痛い。寝不足が続いて頭も痛いが、「無事に卒乳するまでの辛抱」と自分に言い聞かせる。

早朝6時くらいにその日1番の大泣きを見せる次男。トントンしてもダメ、抱っこしてもダメ。耳をつんざくような泣き声に余計頭が痛くなるが、感情表現の手段がそれしかないので仕方がない。妻と長男が起きないか心配になりながら泣き止む手段を探して回る。

近くにあったヘッドホンを渡すと気に入ったようで泣き止んだ。勝手に遊んでいるうちにヘッドホンを握ったまま寝落ちする次男。数分前までの苦労はなんだったのだろうか。こんな簡単に寝つくなら最初から渡しておけばよかった。結局、出勤1時間前まで次男は眠った。もう少し早く寝てくれたら僕も眠れたのにと思いながら仕事へ向かう。

4日目。
妻いわく、僕が出勤中は相変わらず駆け寄ってきて母乳を求めるらしい。あと何日したら母乳を求めなくなるのだろうか。こういうものなのか、それとも次男が諦めの悪い男なのか。

母乳を飲まなくなって食事量が増えたと思ったが、朝も昼も思うように食べなかったらしい。お腹が空くはずなので食べると思っていたが、どうやら違うようだ。食べないことで「卒乳したくない!」と次男なりにアピールしているのだろうか。

帰宅後は晩ごはんをあげ(こちらもあまり食べず)、お風呂に入れて寝かしつける。眠そうに目をこすっていたのでいつものように抱っこで寝るかと思いきや、泣いてわめいて寝る気配がない。さすがにお手上げなので妻にバトンタッチすると、別人のようにすやすやと眠り始めた。僕の苦労はいったい。

今のところ上手く寝ついているので、現在振り返りながら日記を書くに至る。どうか朝まで眠ってくれないものか。


【編集後記】
上手く寝ついているなら僕も一緒に寝ればいいのにと思いながら、結局日記を書いています。せっかくできた1人の時間なので、普段できないやりたいことをやらないともったいない気がするんですよね。寝不足で頭は痛いけど、やりたいことは多いし。

明日明後日くらいには卒乳日記を書かなくてもいいくらいに寝ついてくれるといいんですけどね。母乳を求めて夜泣きするのか、ただの夜泣きなのか判断できないのが悩みではあります。

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