見出し画像

妊婦さんが前に立っています。どうする?

今回は、ビジネスマナーというよりは、人生のマナーと
いうべきかもしれません。

毎日見る都会の風景。でも、あえてマインドセットを
変えてみませんか?という話しです。

先日、また見たくない風景を見てしまいました。

そうです、また朝の電車の中での風景です。
押し合い、へし合い、「降りるんだからどけよ」とばかりに、
無言のうえわざと人に当たり、人を押しのけて電車を降りて
ゆく人たち。男性も女性もいます。

この人達は優しい気持ちを持っていないのだろうか?
それとも、自分に利害関係のある人にしか、優しくしないだろうか。

どうして「すみません、降ります」の一言が言えないのでしょうか?

と誰れしも思うはずです。
その険しい形相をみるにつけ、寂しくなります。

以前、大阪のデパートから東京のデパートに異動した女性店長さんが、
インタビューでいっていました。
「大阪では、一人一人のお客様に、おはようございます。
いらっしゃいませ。と丁寧に言えたのに、東京では人が多すぎて、
一人一人にはなかなか言えません」と言っていました。


電車もそうかも知れません。人が多すぎるのでいちいち気を
使っていられないかも知れません。

私は、電車を降りるときに「すいません、降りまーす」といいます。

たいていは、どけてくれて間をあけてくれます。
「あっ、すいません」と言ってくれる人もいます。

微妙に向こうがぶつかって来たとしても、こちらから
「すいません、御免なさい」というと、お互い優しく笑顔になれます。
皆、優しい気持ちもあるし、優しくなりたいのです。

先日は、車内で席に座っていて本を読んでいて、妊婦さんが前に立って
いたのが気がつかないで、しばらくしてからマタニティーマークに
気がつきました。

その際に「あっ、気が付かなくてすみませんでした」と席を譲ると、
妊婦さんも「いいえ、ありがとうございます」と、笑顔で言って
くれました。
お互いやさしい気持ちになれます。周囲の雰囲気も変わった気がします。

人の多い少ないはあまり関係ないように思います。
面倒くさがってはいけません。
心の持ちようだと思います。

「いつも人に優しく」なれるよう、マインドセットを変えてみませんか?
「利己主義」よりも、「利他主義」の方が、人が美しく見えます。
その方が自分の気持ちも、ここち良くなるはずなのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?