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2022TJAR心境の変化①

レース中の心境

まずは、こちらの記事。出場選手③として取り上げていただきました。

日本アルプス全長415kmの日本一過酷な山岳レース。なぜ普通の会社員たちは挑戦することを決めたのか? | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい (shueisha.online)

By 集英社オンライン

何のためにレースに出るのか。これは選考会でも、レース中でも何度も問われる問いです。言語化が難しい。

「小さな頃から好きだった日本アルプスをつなぐレースに出てみたい」
「レース中、限界になったとき、自分はどうなるのかをみてみたい」
「未知のTJARの先に、どんな心境の変化が待っているのかみてみたい」

こんなところでしょうか。

先の記事のように、わたしは哲学が好きで普段から生きている意味、幸せとは何か、日本アルプスの成り立ち・地球の成り立ち、歴史の意味について考えたりしています。
(自分では普通と思っていますが、記事をみるとやや変な人ですね…。無神論のいたって普通の会社員です)

189時間のレースなのでいろいろなことを考えました。
レースという特別な状況、かつ、自分のために使わせてもらう時間。貴重な時間を経験させていただきました。

北アルプス前半は、TJAR・景色を楽しんだ時間。
中央アルプスは、稜線で雨に打たれ、自然に対する自分の無力さ・弱さを強く感じた時間。
南アルプスは、限界と向き合った自分をみることができた時間。      最後のロードは、自分の心の粘り・覚悟に出会うことができた時間。
そして、人の優しさ・人のつながりに触れることができた時間。

レース後の心境は次にお話させていただきます。

山仲間板ちゃん・ずやくん、父

続く

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