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新しい講座を考えているのですが
思考をまとめているうちに書いて残しておきたいなと
そう思いましたので書き始めています

生きづらさを抱えた「わたし」

私は生育環境からもともと生きづらさを抱えていましたが、隠すようにして生きてきました。
隠しきれないなと思ったのは子育てを始めてから。
イライラが止まらない、子供に手が出てしまうなどこれまで見たこともない自分が出てきました。
でも本当はずっと奥底にいたのだと思います。子育てという初めてで未知の経験によって、表出してきただけ。
どうしたらよいのだろうと悩んで、子育て関連の本を読んだり記事を読んだりしましたが解決されませんでした。

当時は子供に問題があり、子供の問題を解決すれば、イライラは収まるのだと思っていました。
でも学んでいくうちに知りました。
子どもの問題を解決する存在である、私の問題を先に解決しないといけないことに。
問題は自分にあると知り、自分を見つめる作業を始めることとなります。

自分を見つめる~コーチングを受ける~

当時コロナ禍が始まり、「自分を見つめよう」というワードをよく目にするようになりました。
その中でピピッときたのはコーチングでした。友人が受けていた、流行っていたということもあり、コーチングを受けることにしました。

自分の深層的価値観について深堀りしていくうちに、自分の中の大事な価値観は「自分で自分を認めてあげたい」というものだと分かりました。
同時に自分には価値がないと思っていることにも気づきます。

幼いころ、親の言うことをよく聞く、成績が良いなど条件付きではないと愛してもらえないと感じていた私は、そのままの自分では価値がないとずっと思っていたようです。どうしたらそのままの自分で愛してもらえるのだろうかとずっと心の奥底では考えていたのです。

親の納得いく職業に就けなかったことにより、どこかで申し訳なさも感じながらも、なぜ自分らしく生きることができないんだと親に怒りも沸いていました。外側にばかり生きづらさの原因を求めていたのです。

でも内側を見たら寂しさと悲しさでいっぱいだったのです。ずっと無視し続けていた。その悲しみは怒りに変わり、子供に表出されてしまいました。

何不自由なく暮らしていたのにどこかに満たされない感覚が常にありました。「自分を認めてもらいたい、受け入れてもらいたい」その感情に触れると、自分が自分を認めてあげたい、受け入れてあげたいとう想いにたどり着いたのです。

じゃあどうすれば受容できるのか、まだ分かりませんでした。

自分を見つめる~セルフヒーリングサークルに参加~

Instagramを通して知った、オーストラリア在住のAimeeさん。そのAimeeさん主催のセルフヒーリングサークルに参加しました。

幼少期の頃からの心の傷がある、それが今もうずいて子育てでの苦しみになっている、自分を変えたい!このままでは子供たちに影響が出てしまう、どうにかしないとと飛び込みました。

サークルでは自分の身体で起きていることには理由があって、それはポリヴェーガル理論や身体心理学などを用いた科学的根拠で示すことができると教えてもらいました。

パーツ心理学の学びもありました。様々な感情のパーツが自分の中にあり、怒りの感情も意味があって存在している、感じてはならない感情はないということを知ったのです。

そして自分の真ん中には穏やかで菩薩のような「セルフ」がいることを知ります。いつも怒ってばかり、穏やかになりたいが口癖の私はいつのまにか「怒り」の感情を排除しようとしていました。排除しようとすれば、また怒ってしまった、私はダメだと自己否定が始まります。自分が自分を否定するということは強いストレス反応を生みます。

そこでセルフとしての自分が排除しようとしていたパーツに寄り添います。
自分に寄り添うということはこういうことなのかもしれないと分かり始めました。

自分を見つめる~トラウマケア~

1年ほど前からは友人のさおりさんの元でトラウマケアの勉強を始めました。
トラウマとは何か?心の傷とはどんなものなのか、そのケアはどうしたらよいのか、セルフヒーリングをより深く学んでいる途中です。

今この瞬間にとどまりながらも、過去の自分を今の自分が癒すこと。本当の意味で自分に寄り添うということ。「マインドフルネス」がトラウマケアには有効であると知りました。
私はヨガのインストラクターとして活動をしている中で、マインドフルにヨガをする経験を毎日のように積み上げています。
ヨガが私のトラウマケアのツールとしてはとても有効だったようです。

学びを通して今感じること

いつのまにか怒りが沸いてきたら、それはなぜ沸いたのかと振り返り、ああ私の中のあのパーツがうずいたんだなと、客観視することもできるようになっています。

変わりたいと思って色んなことを学んだけれど、変わりたいと思うことをやめました。変わりたいと思うことは今の自分を否定することにもなっているから。
いつのまにか気づいたら変わっていたという感じになっています。

今、全ての傷が癒えたわけではありません。でも確実に自分のことを少しずつ認められるようになってきた実感があります。
そしてこれまで生きてきた自分のことを自分が認めてあげられるようになっています。

生きづらさとヨガ

生きづらいってどういうことなんだろうと考えると、その1つの理由として無価値観があるのかなと思います。
自分には価値がない、自分が自分であることに喜びを見出せない
そうであるならば、逆を考えると、自分が自分であることに価値があり、喜びを見出せるようになれば、その結果生きやすくなるということになります。

そしてこれは人にもよりますが頭で理解することって難しいのです。
脳は新しい価値観に対し「これまでと違う!怖い!」と思って受け入れてくれないから。
私は頭よりも身体の感覚として感じることが良かったようです。

自分で自分の存在を感じ、その存在の中で安心感を感じること。
自分を知る、そして感じる、その中で安心する
ヨガというツールを用いて、私が伝えたいことはこれなんだなと最近とても感じています。

今年はこの伝えたいことを形にしてレッスンや講座を開講していきたいと考えています。

お話が長くなったので今日はこれでおしまいにします。
お読みいただいた方、ありがとうございました!


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