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東洋医学からの学び

年明け初めに買った本は『基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書』(平馬直樹 著、ナツメ社 出版)。季節に合わせたヨガを学び、季節に合わせた養生を知っていくうちに、自然と東洋医学にたどり着きました。
※ここでの東洋医学とは、主に中国医学を指しています

ヨガのレッスンでは、よく「心と体はつながっている」という言葉を耳にしますが、西洋医学的なアプローチだけだと心と体が中々つながらないジレンマがありました。しかし、日本の四季に合わせてヨガポーズをすれば自然と季節に合った体に整って、心もバランスが取れていくと分かりました。

では、その季節にあった動きの元になるのは何なのか?それが、東洋医学における経穴(いわゆるツボ)、経絡、陰陽五行、五臓六腑といった考え方であり、日本の漢方、鍼灸治療などにつながる教えでした。

至極当たり前なのですが、体はすべてつながっています。心臓だけが血液を運んでいるのではありません。肺だけが呼吸を担っているわけでもありません。大腸や膀胱だけが排泄を行っているのでもありません。お互いに関わり合いながら私たちの体は生きています。

そのすごく当たり前のことを東洋医学の本では非常に丁寧に解説してくれています。正直難しいです。聞いたことのない単語の羅列に気が滅入りそうです。笑 でも、楽しいです。そして、私たちの体の中で一体どんな働きがなされていて、その健やかな働きを滞らせないために、どんな養生を心がけていくべきかを指し示してくれています。

1ページを読み込むのに相当時間がかかっており、まったくゴールが見えませんが、一つ一つを噛み砕きながら理解を深めていこうと思います。そうして咀嚼して得られた東洋医学の知恵を、ヨガを通して生徒さんに伝えていきたいとも思っています。

最近は特にツボ押しで手軽に養生して頂けるよう、レッスンでも紹介をしています。実際の動き(ポーズ)もさることながら、冬には冬の動き方がありますので、そんな小話も盛り込みながら、生徒さんの健康維持のお手伝いができたら嬉しいです。

一年で最も寒い季節に入りますので、皆さまも風邪に気をつけて、温かくしてお過ごしください。寒い時期も深呼吸して、体の中から潤いを作っていきましょう♪

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