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Vol.59|感謝状、天まで届け

天国へ旅立った友よ、そっちにはどんな山があるんだい。信じられないよ、人生の登頂はまだ先だと思っていたのに。


はじめに

皆さん、こんにちは。映画監督と介護福祉士の堀河洋平です。障がいのある人や難病の人たちと一緒にバリアフリー映画や映像制作を行なっている、スタジオウーニッシュの代表をしています🌱
当noteの定期購読マガジンでは、新作映画の創作過程を販売して収益する【プロセスエコノミー】を行っています。映画のことや、映像制作、福祉、環境問題について5,000文字程度を毎週水曜日に更新。(目次を見て気になるところだけでも読んでくれたら嬉しい)
購読特典あり、ご意見もお待ちしております。一緒にエンタメで社会課題をクリアにしていきませんか?




継続は力なり

Instagramで更新してきた毎日小説練習が、50日を超えました。

凡事徹底、目標達成!
これからはWEBライターとして副業を始める予定です。専門は介護系ライターになりそう。16年間におよぶ障がいのある人や、高齢者の方々の介助を通して気づかせていただいたことがあるので、深掘りして書けると思います♿️

万が一の場合に備えて在宅ワークも視野に入れます。アナフィラキシーによって、ワクチンを打てない身体になりました。それと難病の妻の側にいれば緊急時にも対応できますよね。

訪問介護の仕事は、電車で県をまたいで往復の移動時間が90分を超えます。今の時代の働き方として合ってない気も。震災時はお手上げで帰宅困難者になれば、想定外のリスクも増えます。

今更ながらノマドを目指したい。そのために文章力を磨く日々です。

41回目から、Novel Airlineというアプリを使って書いています。最終回『慈愛』は小学生の思い出を書きました。ラストは意表をつくと思います!!



毎日小説練習を終え、不定期小説練習へ🖋




1|マガジンの特典

エンジェル投資家・皆さまへ

【特典A】
この定期購読マガジンに ご登録された先着30名様に、介護福祉士の『堀河洋平監督短編集・上にまいります/千里翔べ』のブルーレイを差し上げます🎁(私のサイン付き)

条件:初月無料なので、翌月以降も継続して購読してくださる方が対象。3ヶ月目にBlu-rayにサイン付きで贈呈💿 (郵送の関係で希望者のみ)


【特典B】
半年のご購読で、製作中の映画のエンドロールに《スペシャル・サンクス》としてお名前をクレジットいたします🎬


ひと記事、最後まで読むには300円かかります。コーヒー1杯分と思って【投げ銭】していただけると助かります☕️

※本記事は特別に無料公開します。

月額980円で全てを購読していただくことも可能です。毎週更新する記事や過去の記事(挑戦)が全て読めるようになります。←ひとつ記事を買うよりお得👍
福祉や環境について堀河洋平監督独自の切り口でお伝えしています。他人事ではない問題を創作でクリアにしていきますので、仲間になっていただけたら嬉しいです!

保護猫サンちゃんの成長記録も連載中🐈(目次参照)




2|映画の届け方

ブルーレイの発売と、U-NEXTで配信

心のバリアフリーを授業で展開
ラグジュアリー戦略の打ち手として、全国の学校にブルーレイを寄贈しています。貰った学校に半永久的に作品が残る。図書室やライブラリー室など。
映画祭や映画館で見られなくても、学校で子どもたちに見続けられるのは作り手(親)にとっては嬉しいです。

寄贈ご希望の連絡をお待ちしております。お問い合わせ
障がい者施設へも寄贈中! 堀河のSNSのDMからでも大丈夫です👍

教材として授業で使用されています


短編映画『上にまいります』を見た子どもたちの感想をご紹介

🏫東京都の某小学校 2年生

・ 自分のことだけ考えないで、人のことを考えて行動する。
・ 席をゆずったり、手を貸してあげたり、誰かに対して親切にしてあげる。
・ 車いす優先のエレベーターは極力使わない。使ったとしても車いすの人が乗ろうとしていたら、自分が降りる。

映画を見てくれてありがとうございました。ステキな感想に感動しました👏


✅ご購入はこちらより ↓


× × × × × ×


短編映画『上にまいります』が、4月18日(月)よりU-NEXTさんで配信されています‼️


制作から今年で10周年をむかえます。そんな節目に大手の動画配信サイトで公開されるなんて、映画の神様からのお年玉です。感謝します🌟

2人は本当の利用者と介助者という関係、役者の演技とは一味違います!


stand.fmのラジオで話しました📻




3|ジーンシアター

リモート制作の短編映画『ふるさと』公開

2020年5月、第1回目の緊急事態宣言の最中、東京と熊本をリモートでつなぎ制作した意欲作です! 感想をコメント欄に書いていただけたら嬉しいです。必ず読みにいくけんね〜

🏯主演は、同郷の小沢まゆさん。
🌋阿蘇の撮影は、スタジオランブルさん。


ポスターは140秒のショートバージョン、ジーンシアターは最長版の3分が見れます


What's ジーンシアター
GeneTheaterとは「ジーンとくる最⻑10分の映像作品を厳選」して配信する動画サイトです。
“ジーンとくる”とは観る⼈に「感動」「癒し」「元気」「ドキドキ」「スカッと」「笑い」「懐かしさ」のいずれかの感情のことで、この感情を沸き⽴たせる映像作品だけをラインナップしています。
“厳選”についてはジーンとくる映像作品を複数の審査員で採点して⼀定の評点を獲得した映像作品だけをラインナップしています。視聴する⽅にとってどの作品を観ても「⼼が揺さぶられた」と思っていただけることを期待しています。


ジーンシアターで映像制作を行うことになりました!
私のプロフィールの下部に【仕事の相談をする】というアイコンがございますので、詳細を送ってください。一緒に創作を楽しみましょう🎥


stand.fmのラジオで話しました📻




4|新作『地球の声』

映画祭のプロモーション活動

映画祭応募No.10は、第14回下北沢映画祭に応募しました。


シモキタ熱がこんな文章を書かせました🖋

オンラインの応募は時短で助かります!



引き続き、製作費のご支援をよろしくお願いいたします。
デジタルデータのelu (エル)に、「限定動画」「限定ポスター」「非公開スチール(スマホの待ち受け画面)」の3点を出品しております。
ご購入された方のお名前を、映画のエンドロールに掲載する特典もご用意しています。上記のうち1点で掲載、お名前は自己申告制となります ↓


他にも「こんな映画祭があるよ」「この映画祭には応募してみた?」というDM(or コメント)も大歓迎です♪
いつもサポートありがとうございます。購入者さんと、当noteの購読者さんのお名前は既にエンドロールにクレジット済みです👍(感謝)



SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022の予選審査は通過ならず、残念!



ミュージックビデオをYouTubeで公開中♪


🌍公式サイト


🌳寄付はこちらの銀行口座へお願いいたします。あなたのご支援で創作活動ができています。金額は自由です、感謝します!




5|今週の映画

『EAST MEETS WEST』

道を極めし者、その先に見える素晴らしき世界。

Instagramに映画のレビューを投稿しています。
フォローよろしくお願いします🎬




おわりに

日本映画学校で出会った友

この後の有料コーナーは、懐かしい写真を見たい方もいらっしゃると思い無料で公開することにしました。

山岳カメラマン・平賀淳くんのことを書きます。まずはアルピニストの野口健さんのツイートをご紹介します。NHKのニュース映像に平賀くんの若かりし姿も映っています。


この映像、一生残してほしい


純粋で熱い、まるで孫悟空のような超人でした。
「でした」という過去形の文章で書きたくないな。


学生時代、一緒に自主制作映画を作った仲間。右から2番目が平賀くん、中央が私。そのとなりに芸人 桐野安生くんもいる。

短編映画『セッキーの大追跡』記念写真(1998年)



日本映画学校を卒業後は、編集が間に合わないから「手伝って!」と連絡がきて、平賀くんの映像制作会社、DAISHIZENに泊まり込みで編集をさせてもらったね。「撮影とモデルもやってほしい!」と次々オファーをくれて、たくさんのことを学ばせてもらった。感謝しています。


早いよ、、、 また一緒に何か面白いことをしたかったのに。




メイキング(創作過程)を販売するプロセスエコミーを実践中! 収益のすべてが映画の製作費となりますので応援よろしくお願いします。初月無料ですのでお気軽にご覧くださーい 👀 ※本記事は無料公開

今を生きる


noteの感想をSNSなどに投稿される際は、文章の最後に記事のリンクを付けていただけると嬉しいです。拡散よろしくお願いします📡


ダイバーシティ映画のスタジオウーニッシュ代表
映画監督 / 作家見習い / 介護福祉士:堀河洋平


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山岳カメラマン、平賀淳

思い出の写真

出会って25年、気づけばそんなに月日が流れていた。
私たちが最初に作ったのは、日本映画学校を舞台に繰り広げられるアクション映画『セッキーの大追跡』(1998年 17分)だった。

■貴重なポスター集

花嵐祭バージョン


リバイバル上映用


日本映画学校の花嵐祭(文化祭)で観客賞をいただき、その後は日活芸術学院の映画祭にも招待作品として呼ばれる人気作に🏆
平賀くんは私(セッキー)が追いかける主要キャラとして共演してくれた。作品はVHSで保管しています。デジタル化してYouTubeで公開したい。日本映画学校の教務課のライブラリー内にもあると思います。


■スチール集

学校の屋上でアクション


悪役の平賀くんに落とされそうに!


製作・監督・脚本・編集・アクション指導・主演は堀河洋平(当時は関戸名)


カメラがアナログです。VHS-Cという物。撮影した後はファインダーから直接のぞいて確認。平賀くんに何発も殴られて私は血まみれになってる!
これが原因で、その後学生は屋上に立ち入り禁止になりました。危険なアクションをして血のりを使ったり危ない奴がいると。(みんなごめんなさい)


何のポーズ? 撮影の合間に


平賀くんは悪役なので、「黒の服を持ってきて」とオーダーしました。最後はアクションで使う、パワーパウダーという特殊な粉まみれで、黒が白色になるくらい転げ回ったりもして大変だったと思うけど、自前の衣装で弱音などはかず最後までワルを演じきってくれた。

もちろんみんな学生だからギャラなんてないし、製作費は仕送りやバイト代を持ち込み。映画や映像が大好きで夢があったから、汚れることなんてお構いなしに暴れまわっていたように思う。
みんな18歳、若さというエネルギーの塊で作ったようなもの✨


ラストカットの撮影前かな


よく見ると手前にスケボーがあります。これはカメラを乗せてドリー撮影をしようと用意した物。マットは座布団だし、アクションの効果を引き立てようと霧吹きがあり、手作り感がこの写真から伝わりますね。
インターネットがまだない時代、DVDの特典映像でメイキングなんて見れない頃だよ。だから情報のほとんどはレンタルビデオを見て研究していたんです。何度も繰り返しスローにしたりね。


映画の中ではお互い18歳のまま


当時の日本映画学校は校舎の裏側に山が残っていました。私はその山を越えたところにあるアパートを借りて初めての一人暮らし。だから授業が終わると平賀くんもそうだけど、みんなよく泊まりに来ていました。(青春)


学校の入り口で酔拳のポーズ


完成後、なぜか坊主頭。手作りのポスターやチラシで宣伝活動! SNSもない時代です。壁に貼ったり手渡ししたり。校内放送でアナウンスしたり、できることは全てやった。


掲示板にも教務課から許可を得て常に広報活動していました


映画学校時代、私の映画を「好き!」と言ってくれた坂東直哉くん。(通称ばんちゃん)近年は映画『君は月夜に光り輝く』の編集を担当しています。エンドロールの名前を見て嬉しくなった。

そんな学生時代を過ごし卒業したら、平賀くんから連絡がありました。彼の映像制作会社DAISHIZENで助っ人のアルバイトをすることに。主に野口健さん関連の映像編集です。「コスモ石油 エコカード基金|志賀高原の環境学校」や、「マルナス・富士山同時清掃登山 」などもう忘れたけど、たくさんの山や自然の映像ばかりカットしてはつなげていました🌱

マガジン『アドベンチャー・スポーツ』付録のDVDも編集させてもらった。国内外のメジャーレース・ルポは新鮮で、選手たちの山を走る息づがいがヘッドフォンから鼓膜を伝い、私の身体中を駆け巡った。中でもニュージーランドで開催された「ARワールドチャンピオンシップ」の編集は、まだ私の編集スキルが未熟で納期に間に合うかギリギリ、会社に寝泊まりして徹夜体制になった。平賀くんがピザを注文してくれたのを覚えている。嬉しかったな♪

私が編集している合間に、平賀くんは「ちょっと行ってくる」と近所のジムで身体を鍛えたり、プールで泳いだりしていた。その努力を怠らないからこそ、山岳カメラマンとしての地位や信頼があるのだろう。私は彼のことをモニター越しに見ていた。自分も頑張ろうと、いつも元気と勇気をもらっていた。


結婚式にて


平賀くんと一緒に仕事をするようになり、「今度は僕の結婚式を撮ってくれない?」と頼まれた。こんな光栄なことはない。しかも神前式と、銀座のホテルでのパーティーを撮って、その映像をDAISHIZENのもう一人のスタッフ堤くん(今はアダルト系作品の監督かな)が二次会で上映できるよう即座に編集するという神技ありの大仕事💨


夕方から開催の二次会で、朝から撮った映像が見事に上映された!


平賀くんに関して写真を探していたら《奇蹟》的にみつかった! 日本映画学校の同期や先生たちも駆けつけて、幸せそうに笑っていたな、平賀くん。これが2007年のこと。それからは私も自分の作品に没頭するようになり、数年に1度会ったりはしていたが、、、コロナが落ち着いたらミニ同窓会の話題も出ていたけど、、、

久しぶりの連絡は『セッキーの大追跡』のスタッフたちから同時に「平賀が死んだ」というLINE…

ネットで検索したらYahoo!ニュースにも取り上げられている。桐野安生くんとしばらく電話で話した。最初は信じられなかったけど、だんだんと現実のことなんだと悔しく、涙がでて、懐かしくなって、会いたくなって、どうすることもできず、数日は無気力でした。

いま、ようやく少し落ち着いたので、noteに彼との思い出を綴っています。ご家族や仕事上などのご関係者、日本映画学校の同期や先生方、とにかく平賀淳くんを知っている人にこの記事が見つかって、懐かしい写真や、わたくしごとですがエピソードを読んでいただければと。

平賀淳くんに出会わなければ、『セッキーの大追跡』は生まれなかったし、映画祭で受賞するという成功体験もなく、おそらく私は違う人生を過ごしてきたでしょう。彼との思い出はみんな同じことを言います、それは宝物のようだったと。

仲間との別れは寂しいですが、いずれ私もそちらに行きます。当分先の予定ですが、天国の山に挑戦しに旅立った彼に恥じぬよう、こちらの世界で創作を続けます。


この写真、目をつぶっているけど仲間が集合していて大好き


さようなら、ありがとう。
素敵な経験をさせてくれて感謝します。



【おまけ】

日本映画学校時代のノートを平賀くんのおかげで読み返すことができました。過去の自分と対話している不思議な感覚に。(捨てないでよかった)

なんだか情熱が蘇ってきた


18歳の私が、43歳の私に語りかけてきます!!


講師のコメントをメモる真面目な私、榎戸さんお元気ですか?




猫の里親日誌 38

推定1歳になって、ますます元気がみなぎるサンちゃん!

ケージの中で、すまし顔


食事中は時々ケージに入ってもらいます。部屋から部屋を猛ダッシュで走り回り、冷蔵庫からジャンプして、食器を蹴散らかし、気づいたらなんか食べてる💦
このやんちゃっぷり、文章で伝えるのは難しいな。
とにかく毎朝4時には「ご飯くれー!」と鳴き叫びますので強制的に早起きになります。睡眠不足にならないよう日付が変わる前には就寝です…💤


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さん、大好きです❣️

体調管理に気をつけてご自愛ください。
それでは、また来週💓✨


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障がいのある人や難病の人たちと一緒に創作活動。心のバリアフリーを卒業し、SDGsを超えた平和な世界へ。映画監督で介護福祉士の堀河洋平オンラインサロン風マガジンです。応援よろしくお願いします!

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