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ソラスズメダイに会って思ったこと。

ソラスズメダイ、って知ってますか?

先日、ひょんなことから(ひょんなことって何だ)
この魚に遭遇したのです。


熱海へ旅行に行った時のこと。
ホテルに隣接した海があり、タイミングよく入れることに。

プールで遊ぶ予定だった為、その準備はしていました。
ホテルでシュノーケリングのベストを借り、娘の水泳用ゴーグル(笑)を装着し、いざ海へ。

こう書くと、普段からシュノーケリングをしている人のようですが、そうではありません。

海に入るのなんて、10年ぶり?
泳ぐのは嫌いではありませんが、事前事後の準備が面倒で、積極的に入ろうという気持ちにはなれないというインドアっぷり。

そんなインドアな私が、久々に海へ。

懐かしい海の香り。
波が少し高く、早々に海水が口の中へ。
決して美味しくはありませんが(当たり前)、それすら懐かしい味に感じる不思議。

そして海中を覗き込むと、青い魚たちが。
それが、冒頭に書いたソラスズメダイ。

海水は、お世辞にも綺麗とは言えなかったのですが…
ソラスズメダイはめちゃ綺麗でした。

「え、熱海でこんなの見られるんだ」
と、思わず何度も覗き込む。

都内から、1時間あれば行ける熱海。
そんな距離で、こんな子たちに会えるなんて。

シュノーケリングやダイビングには全く詳しくないけれど、
海に潜るのが好きな人の気持ち、なんだか分かるなぁと感じた出来事でした。

******

で、このソラスズメダイに会って思ったこと。

「リアルで会うって、こういうことなんだろうな」

え、どういうこと?

ソラスズメダイ、めちゃ綺麗。
ずっと見ていたい可愛さもある。
で、これはリモートでは味わえないよなと。

以下、設定がおかしいという話は置いておいて。

ソラスズメダイを前に

「今日の会議、リモートにしませんか?」

とは言わないよなあと。
画面越しのソラスズメダイより、リアルなソラスズメダイを見たい。

なぜなら、リアルで会う魅力があるから。
綺麗なブルーを、自分の目で見たいから。
愛でたいから。

リアルで会うということは、それなりの魅力がないと、正直動けないよなあと。

何が言いたいのかというと、

私が毎日出社している場所(会社)には、

「わざわざリアルで会いたいと思う人」や
「わざわざリアルで会う理由」

が見当たらないのかも?ということ。
※勤務先は、コロナ禍は在宅勤務OKでしたが、コロナ終息でフル出社に。

仕事自体は嫌いではない。
でも、出社する意味がイマイチ見出だせないのは、そこなのかもしれないなと。

逆に考えると、
出社せずできる仕事を、出社して行うことに疑問を抱かない人というのは、そこに

「リアルで会いたい人」
「リアルで話したい人」

がいるってことなのかもしれない。
通勤時間を費やすに値する、魅力的な人、もしくは環境が存在するのかもしれない。
私が、ソラスズメダイに対して感じたそれと同じように。

確かに、前職では仲の良い同期がいた。
昼休みに同期とご飯を食べながら、どうでもいいことを話すのが楽しかったな(遠い目)。

そんなことを考えたのは、こちらの記事を読んだから。

基本リモートで働いているあさぶろさんが、久々に出社した時のことを書かれているのですが、「働くこと」に関して書かれていた文章が印象的で。

「そこで一緒に働く人に如何に好意を持てるか」ということも、非常に重要なんだな、と。

あさぶろさん記事より引用

あーそうだよなと、頷いたのです。

好意、関心、興味。
会社や会社の人に対するそういったものが、私は少し薄いのかもしれない。 

たとえば
noteには、会ってみたいなーと思う人がたくさんいる。
また本を読んでいると、ますますその著者のことが知りたくなる、なんてことはよくある。
そこには、好意が存在する。

ということは?

仕事に対しても、それらと同じように取り組めたら、もっといいんだろうな。
そして充実感を持って仕事をしている人って、常にそんなスタンスで働いているのかも。

だから何なんw って感じではありますが、
そんなことを思ったよ、って話でした。

ソラスズメダイ、また会いたいなー。

〈あとがき〉
水族館はそこまで興味ないんですが、今回ソラスズメダイに惹かれたのは、ガラス越しではなくリアルに見たからなのかもしれません。
今日もありがとうございました。

▼水族館への興味を語った記事はこちら。

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