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流浪

作詞:cigar

長いようで短い時間が波のように
打ち寄せ、流れていくのを
ただ身を任せながら見つめていた

過去になった君はもう二度と
その笑った顔を僕に見せることはない
苔が生して濁った瓶サイダーを置いて

その意図を省みても影を落とせないから
だから世界へと踏み出す必要があると
まるで僕に教えてくれているみたいだ

冷えた手を伸ばす 夜空の闇へと
きっとあの手紙は破り捨てただろう
それで思い知らされてもいい

君のさよならは僕のためだと思えること
僕の吐く煙で後ろ姿を思い出せること
せめてそう信じさせてくれよ


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