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#56 子どもの「楽しい!」と親の「願い」を叶えるWin-Winの教育とは

こちらは一部のみの書き起こしです。 読書のコツが満載の「お悩み相談コーナー」は、Podcast限定でお届けしています。

▽本編ではこんなお悩みに回答中

💡音読から黙読への移行に悩んでいます……。
音読し続けていて大丈夫!?と思い焦ってしまうのですが、このまま見守っていても問題ないでしょうか?

💡 最近、我が子の飛ばし読みが気になり始めました


子どもと親の「楽しい!」を叶える教育法とは

YondemyのInstagramアカウントで、一番人気の投稿ってなんだと思いますか?
それは、「1日2時間YouTube……1日2冊の読書に変えるための3ポイント」というもの。
保護者さまの中には、お子さんのYouTubeやゲームの利用時間にお悩みの方が多いようですね。

2022年、小学生の平均的な1日あたりのインターネット利用時間はなんと213.7分。
2014年では83.3分だったので、10年経たずに3倍弱になっているんです。

YondemyはYouTubeを悪いものだとは思っていません。
ただ、いくらYouTubeが楽しくて、使い方次第では武器になるツールだとしても、バランスは大事ですよね。

それに、大人になってから本を読み始めるのはとても大変。
学習の手段としても、読書には他のメディアにはない独自の価値があります。
ぜひ、子どものうちに読書習慣をつけておきたいところです。

▽読書独自の魅力についてはミカタラジオ第19回をご覧ください。

難しいのは、お子さんにとってはYouTubeのほうが断然手軽で、楽しいメディアだということ。
お子さんだけでなく保護者さまも、YouTubeを観ていたらいつのまにか時間が過ぎていたという経験はありませんか?

ここからわかるのは、「お子さんたちが今『やりたい!』と思っていることと、保護者さまが将来のためにやってほしいと思っていることは多くの場合嚙み合わない」ということです。
お子さんはYouTubeやゲームをやりたい。
でも、保護者さまとしてはちゃんと学校の勉強もしてほしい。
だからと言って「少しは勉強もしなさい!」なんて言うと喧嘩になってしまうことも……。

ゲーム?勉強?すれ違う親子の気持ち

そうは言っても、お子さんにとっては「このゲームをやりたい!」という気持ちが世界のすべて。
それを大好きな保護者さまに否定されるというのは、一大事です。
「ゲームくらいで大げさなんじゃない?」と思うかもしれませんが、自分のやりたいことを否定されれば、誰だってつらいですよね。
自分の夢や目標を応援してもらえず傷ついた経験のある保護者さまも、いらっしゃるのではないでしょうか。

でも、保護者さまからすれば、お子さんの幸せを願ってのことなのに、当の本人に届かないのはすごく苦しいですよね。
お子さんも保護者さまも不幸な状況なわけです。

今の日本の教育システムも、この状況に拍車をかけています。
現在のいわゆる偏差値教育的な社会でお子さんの幸せを願うとなると……
「とりあえず学校の勉強を頑張らせなくては!」という考えになるのも自然なこと。

しかしこれには問題があります。
偏差値教育は、偏差値50以下の人に「あなたの能力は半分以下ですよ」とレッテルを貼ってしまう仕組み。
偏差値が50を超えても、もちろん上には上がいるので、キリがありません。つまり、お子さんは常に比較というプレッシャーにさらされ続けるんです。

▽偏差値教育が抱える問題については、ミカタラジオ第51回をご覧ください。

お子さんからすれば、今やりたいことは否定されてしまい、保護者さまの言う通り勉強を頑張っても、自分より優れた誰かと競い続けることになるんです。
まさに、八方ふさがりと言えます。

Yondemyの目指す、親子双方の幸せ

Yondemyは、そんな社会を変えたい。
お子さんも保護者さまも幸せになる教育を作りたいんです。
そのためのアプローチのひとつが、読書教育です。

まずは、お子さんの視点に焦点を当ててみましょう。

私たちは、お子さんに読書を強制しません。
もちろん、ただたくさんの本を読んでもらうだけなら、教室を開いて無理やりにでも読ませたほうが楽です。
しかし、やりたくもないことをやらせても、お子さんを幸せにすることはできません。
だから、お子さん自ら「本を読みたい!」と思ってもらえるよう、「楽しい!」を第一にしています。

▽ヨンデミーが大事にしている「楽しく・たくさん・幅広く」については、ミカタラジオ第48回をご覧ください。

保護者さまとしてはどうでしょうか。

教育の選択肢が多く存在し、目まぐるしく「正解」が変化する時代。
「どれを選んで、どれを選ばなければ、うちの子は将来苦労せずに済むの?」
「興味を大切にしてあげたいけど、そんな余裕なんてない……」
保護者さまの苦労は絶えません。

そんな中で、読書という、お子さんが将来を生き抜く土台となるような武器を届けることで、保護者さまに安心してお子さんの成長を見守ってほしいんです。

▽「正解」のない時代の子育てについても、ミカタラジオ第51回をご覧ください。

保護者さまの協力が大切!

最後に、保護者さまにお願いしたいことがあります。
お子さんにとって、最も身近で大切な存在は保護者さま。
そのサポートが、お子さんの成長に大きな影響を与えることは言うまでもありません。

まず、「○○くんは読書家だね」「○○ちゃんは本が好きなんだね」と、たくさん言ってあげてください。
誰かに認められるだけで、お子さんは自信をつけ、ぐんぐん成長していきます。
相手が保護者さまともなれば、最大の効果が得られること間違いなし。

▽「読書家だね!」という声かけの効果については、ミカタラジオ第47回をご覧ください。

また、実際に本を読む時間だけでなく、本についての会話を通じて、お子さんが本について考える時間全体を増やしてあげてください。
本を読んだ時の「楽しい」という気持ちを、何度も何度も大切に味わうことができます。

▽本を読んでいない時間での成長については、ミカタラジオ第27回をご覧ください。

保護者さまの協力で、お子さんの可能性をより一層引き出すことができるんです。
Yondemyは、保護者さまとお子さん両方を幸せにする教育を目指し、おうち読書のサポートを続けていきます。

最新回はPodcastで先行公開しています。
『おうち読書のミカタラジオ』特設サイト

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