酷暑対策ビジネスに勝機を見出す、2組の中小企業親子を取り上げています。
◯軽くて涼しく蒸れない運動用の帽子→帽子を二重構造にして風通し良く
◯節水料90％で洗浄力もある蛇口→水と空気を一緒に排出しデザインも工夫
どちらも数十年大きく変化のなかった帽子と蛇口というプロダクトに対して、中小ならではの技術とアイデアで革新的な取組をしていて感動でした。

傘、カーテン、電卓、世の中にはこれ以上進化する必要がないと思われるプロダクトは多数ありますが、本当にもっと良く出来ないか考え続ける事が、ビジネスチャンスになるのだなと感じました。
一方でこういった革新的なアイデアは、実用化までに時間を要し、高単価になりがちでイノベーション理論で言うキャズムを超える前に消滅することも多々あります。

そんな時に重要なのは、まずは利用する機会をつくるために先行投資で安く配布するか、影響力のある人につかってもらうプロモーションか、といった2点になる気がします。