僕らの農場で、初めて農業体験教室をやってみました！参加してくれたのは、幸枝さんのママ友と子どもたち三組。一歳から小学一年生の子まで。僕らの農園に小さなお客様が来てくれました。

メインの体験プログラムは、じゃがいも植え。だんしゃく、きたあかり、サッシー、インカの目覚め、レッドムーン、デストロイヤーと、ちょっと珍しい品種も含む六種類のじゃがいもたち。みんなで30センチ間隔に埋めていきます。じゃがいもの間に植物のご飯、肥料と堆肥を入れてあげて、じゃがいも植え完了。秋にいっぱい収穫できるよう、これからしっかり育てていきます。

じゃがいも植え後は、農場探検。トラクターを見たり、農業に使うさまさ様々な器具を見てみたり。僕には見慣れた光景も、子供たちには見たことないものがいっぱいで、興味津々な様子。初めは少し緊張していたお子さんも、土に触れる内に笑顔が見えてきました。

最後はトラクターで耕運した畑としていない畑のふかふか具合の違いを自分の足で感じてもらって、今日の体験終了。

「いもにもごはんはひつようなの？」

「かたい土とやわらかい土は何がちがうの？」

「土をほると、中の色がちがうのはなんで？」

どんどん「なんでだろう？」という好奇心があふれてきます。

「土には子どもの好奇心を開放する力があるんだね〜、いいね〜」と幸枝さん。

最後は、なぜか、みんなで走って畑の奥へ。

前職のリバネス時代、数え切れないほど子供たちと接してきた僕と幸枝さん。子供たちが喜んでキャッキャしてたり、興味津々で集中していたりする光景は、なんだか慣れ親しんだふるさとに帰ってきたかのような喜びを感じるものでした。

やっぱり、ここだなぁ。

今日来てくれた子供たちとお母さん方、本当にありがとうございました。また、いつでも遊びに来てください！じゃがいも、ちゃんと収穫できるように頑張りますね。

photo by Tamura Yumi