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2024年を切り開くリーダーが持つべき3つの鍵

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
能登半島地震で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
 
2024年も先の見えない変化の年になると思いますが、
読者の皆さんが持ち場で活躍できるように全力で応援していきます。
 
昨年、研修やセミナー、コーチングを通して
リーダーが組織の問題を解決するために
3つの鍵があることに気がつきました。
 
今回は、その3つの鍵についてお伝えします。
 


◆一つ目の鍵、ブレても戻れる軸をつくる

 
社員やメンバーが思ったように動いてくれない。
向上心がない。育たない。辞めてしまう。
不平不満が多い。職場の雰囲気が悪い。
 
なかなか解決できない問題があります。
個人の問題もあるかもしれませんが、
リーダーとして最初にやって欲しいことは、
 
この会社(組織・私)は、何を大切にしたいのか(価値観)
大切なものを大切にするために、どんな世界をつくりたいのか(ビジョン)
その世界をつくるために何をするのか(ミッション)

 


を明確にして社員やメンバーと共有することです。
そして、お互いを尊重しながら対話をしてみましょう。
 
意見の食い違いが出てくるかもしれませんが
この違いに気づくことが相互理解になり
相互信頼につながっていきます。
 
『私たちは何を大切にして
どこに向かうのか』

 
その軸をつくっておけば
共に進むことができます。
ブレても戻ってこれます。
 

◆二つ目の鍵、現実をありのままに受け止める



人はどうしても自分の思い込みで判断してしまいます。
例えば、こちらが話をしているときに
社員やメンバーが下を向いていると
『あいつは、やる気がない』と決めつけてしまいがちです。
 
そうなると、やる気のない奴にするための証拠探しを
無意識にはじめてしまうのです。
やる気のあるところもたくさんあるのに残念なことです。
 
そうならないために、現実を事実と考えに分けていきましょう。
『下を向いている』のは事実ですが、
『やる気がない』は考えです。
 
対話をしながら確かめていくことが必要です。
思い込みや妄想と戦うのは止めましょう。
 
事実を事実として捉え、冷静に対応することが重要です。
 

◆三つ目の鍵、何事にも向き合う



目的目標の達成に向けて行動していくと、
どうしても問題に突き当たります。
 
それは、前進している証拠なのですが
多くの人が他責にしたり諦めてしまいます。
 
世間でいう大したことをしなくても
自分のできることをやれば良いと私は考えています。
 
ただ、自分のできることの中には、
社員やメンバーに任せることや頼むということもあるので忘れないでください。
 
長い人生の中で問題から逃げたことは
後悔しても後悔しきれなくなります。
 
結果が思った通りでなくても、
自分のできることをしていれば
自分をがんばったねと労うことができるのです。
 
自分のできることを精一杯していると
社員やメンバーも応援したくなります。
そんなリーダーに付いていきたくなります。
 
問題解決に向き合っていれば、
それは試練かもしれませんが、支援をもらうことになります。
意外にピンチのときこそ
一体感や信頼関係が生まれる機会だったりもします。
 
だから試練は宝物なのです。
 

いかがだったでしょうか。
3つの鍵を持って2024年の扉を一緒に開いていきましょう。
 

◆今回の質問


【2024年、3つの鍵を持っていますか?】
 
次回に続けます!お楽しみ!
 


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