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パートナーシップ制度

たぶん、ブラック企業の定義って、「個人の人権が守られていない環境」だと思うんです。もちろん、統計を取ったり、規制をしたりする上では、そのまんまは使えないと思う。けれど、一般認識としては、それがちょうどいい気がするんですね。どうしても、統計や規制を規準にしちゃうと、「ブラック」が限られてしまうんじゃないかと。それだと「ブラック」が広くなりすぎちゃうという話もあるかもしれないけれど、「個人の人権が守られていない環境」って、全然ヤバいと思うんですよ。じゃあ今度は、「個人の人権」って何だって話になると思うけど、これもどんどん守られるべき権利が変わっていく、もしくは増えていくのであって。社会や営みが変われば、当然変わっていく。それをどんどんブラッシュアップしていくことが、企業に必要な倫理観だと思うんですね。働く側も、自分の人権について敏感になって、声を上げていく必要があると思います。社長、賃金上げてください。言えない。

今日から東京都パートナーシップ宣誓制度が始まりました。本当に多くの人にパートナーシップを結ぶ権利が与えられました。もちろん、僕にも。パートナーなんて、全くイメージできないけれど、権利が与えられたことは、普通に嬉しい。東京に住む人にとって、友達、少なくともさらにその友達くらいには、パートナーシップを結んだ人がいるはず。それくらいには、身近な制度だと思っています。海外の同性婚と比べたら、まだまだ不十分だけれども、首都東京に制度ができた意義は大きい。これもオリンピックの数少ないレガシーの一つだと言ってもいいかもしれない。これを期に、関係を正式に結ぶ二人がいるって、素敵なことじゃないですかね。このことが、多くの日本に住む人達に。特に、子どもたちの救いになればと願っています。一方の地方で動きが鈍い自治体があるのも事実。山形もそんな一つで、ちょっと恥ずかしいです。東北は特に制度が遅れているから、自ずから理解も遅れていると思ってしまうし、たぶん、そう。そんな地方自治体で活動してくださってる人達の、後押しになりますように。

今日は特段に朝が辛かったけれど、ちゃんと一日働いて、偉すぎる。本当は都庁のレインボーライトアップを見に行こうかと思ってたけど、体力的に無理だと判断しました。ここで無理すると、風邪引く。わかるの。風邪引く一歩手前の疲労感。年をとると、風邪が治りにくくなるのはほんとで。早期発見、早期対処を心がけております。

ポイントはここから。あったかーくして、ゆっくり休むに限ります。この「ゆっくり」が難しいんですよね。心も身体も休めることの難しさよ。特に、心の方ね。ザワつく心よ、静まり給え。

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