外資の無駄にテンション高い講演とかはとにかく疲れる・・・

私の会社はジャパニーズトラディショナルカンパニーなんですけどね。外資企業の人とも仕事は普通にしています。過去の記事でも使えない営業としてこんなコメント言うやつは信用しないと書いたような気がしています。

・ワールドワイドでは・・・(いや、ここ日本だし)

・北米の実績は・・・(いや、ここアジアだし)

・がートナーの調査資料では・・・(いや、NRIとかの資料もってこいよ)

っていう感じなんですがね。こういう外資さんからもセミナーとか講演とか来てくださいよってお誘いあります。結構人見知りだしめんどくさいの基本あまり行かないようにしているのですが、たまに

「今度エクゼクティブ向けの軽いセミナーがあるんです。是非〇〇さん(上司)も誘ってますので同席しませんか?」

と。上司もお前も参加しろとか言われると仕方なくいくんですがね。大抵、そういうセミナーとか講演に限って無駄にテンション高くて疲れるんですよね。こじゃれた綺麗な場所では、あるんだけど、このセミナーの為だけに作ったようなTシャツ来た若いエンジニアさんがテンション高く、セミナー開始前から、チームメンバーで会場の前で写真とか撮影しちゃっている感じ?そして座って待っていると、進行グダグダなスタートで、それがアットホーム感を出しているのかもしれないけど、私たち座っている席の後にはずらりと担当営業がかっちりスーツで待機していていてさ、そのギャップは違和感感じないのかい?

で、めちゃめちゃこった映像とか流れて、すげえかっこいい事を若いエンジニアさんが夢語っているんです。大抵肩書きが

・ほにゃららシステム、チーフエクゼクティブマネージャー

とかついているけど、日本の会社だと「主任」とか「代理」とかそんなれべるじゃないかと・・・

「それでは、講演は以上です。このあとブースをご覧ください」

とか言われてブースの展示物を見せられるんだけど、そういう時に軽快な音楽というかクラブ風のミュージック流れて照明も派手なやつにかわるんだけどさ、音大きすぎて聞こえないし!そして、そういうブースにいる人もさ、セミナーとか講演とかなれてないわけ。だから説明がグズグズでノリで勝負している感じなのね。でも、会場アナウンスで

「お酒もご用意しています。飲みながらゆったり聞いてください」

いや、こんな音デカイのかかってゆったりできないし!とかね・・・で、そのブースの話しているチームの仲間とかも一生懸命がんばって説明している仲間を応援とかしはじめちゃってさ、

「がんばれ!練習のせいかみせろ!」

「いいよ!ナイス!」

とか後から掛け声かけるのさ・・・なんだろこのノリ。無駄なテンション。お客に向かってプレゼンとか説明じゃなくて、内輪受けするための内容なのよね・・・僕、このシステム良く分かってなくて、がんばって勉強してきました!って言うだけあって質問に全く答えられないのよ。俺はお前の練習台か?って思うんだけどさ、気を利かせて質問してあげるとさ、

「そうですね。それは今分からないので、後で担当営業から応えさせます」

いや、お前帰れよ!って心の中では叫んでいるんだけどね。そんでもってさ、外資の皆さん、資料さ、英語ってさ、どうなの?英語ってさ、そりゃ標準フォーマットはそれでいいかもしれないけど、こういう時はローカライズしろよって思うわけ。ぜーんぶ英語の資料を見させられてもおじさん疲れちゃうのよね・・・

そんなセミナーに数時間拘束されてヘトヘトになっていると、かっちりスーツの担当営業が

「では、この後お店を予約していますので、一緒にご飯でも・・・」

いや、あんだけ食わせて、飲ませて、まだあるんかーい!って・・・行きたくないときほど、上司のテンションが高くて一人帰れない。

で、話の中身が、これまた壮大なスケールでかい話をしていてさ、なんかねー仕事の話というか・・・このギャップ。これは策略??テンションアゲアゲのセミナーで疲れさせて、懇々と話をさせられてもね。

だから、外資系のセミナーって時間と内容しっかり確認してからじゃないといきたくないんだよなー(完全な個人の偏見である事はまちがいないです)










とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの