お世話になっております。食×ITの複合作家・内田です。今回のレシピはなんと！コック・オーヴァンというフランスのおうちごはん。

コックは「鶏」でヴァンは「ワイン」なので、つまりこの料理は「鶏肉のワイン煮込み」なのです。

フランス料理は時間かかりそうとか、特別な素材が必要そう・・なんてイメージがあるかもしれませんが、簡略化してますので、スーパーによく売ってる食材だけで作れます！

では準備するものです！

※骨付き鶏１本が１人前で、大体2人前くらい想定なのですが、最近は食が細い方が多いので、１本＝１人前だと多いかもしれません。そういった場合は用意する鶏モモ肉を１本にして半分に切るなど調整してみてください。

①玉ねぎはみじん切り、人参は写真のようにイチョウ切りにします。

②骨付き鶏は、両端を持って「くの字」に曲がる辺りを切ります。※写真のあたりの場所。ここは関節なので、うまく関節に包丁がヒットすれば、簡単に２つに切る事ができます。

③両面にまんべんなく塩コショウします。

④ニンニクは潰しておきます。※ニンニク絞りがない場合は、みじん切りでもOKです。

⑤フライパンにオリーブオイルをひいて２つに切った鶏モモ肉の表面だけに焼き色を付けます。平べったいフライパンは、外側の温度が高くなりやすいので、こんな風にならべて焼くのがコツです。

⑥表面が焼けたら、煮込み用の鍋に鶏肉を移しておきます。

⑦鶏からこんなにたくさんの脂がでますが、そのままだと胸やけの原因になるので、もったいないけど捨てちゃいます。

⑧バター20gをフライパンに溶かして、人参と玉ねぎをしんなりするまで炒めます。

⑨しんなりしてきたら、小麦粉を入れて炒め合わせます。

⑩炒めた野菜を鍋に移します。

⑪さらに以下を入れます。

⑫赤ワインを入れます。

ちなみに赤ワインは500mlも使うので、あんまり高いものは使わない方が良いと思います😁ちなみに私が使ってるのは「カクヤス」という酒店で売っている紙パックに入ってる１リットル500円の激安ワイン（スペイン産）

お近くのお酒のディスカウントショップに行ってこういうの探してみてください！

⑬強火で1~2分煮込んでアルコールを飛ばして、アクがでたらとります。

⑭弱火にしてフタを少しずらし、30分煮込みます。

⑮煮込んでいる時間を利用して、以下を切ります。マッシュルームはスライスして、ベーコンは以下のように食べやすいサイズにします。

⑯フライパンにオリーブオイルをひいて、マッシュルームとベーコンを軽く炒めます。良い香りになるまで炒めるのがコツ！

⑰30分煮込んだら、ローリエとタイムを取り出して、⑯で炒めた具材を鍋にいれ、バター20gをいれる。※バターは冷えた状態で入れるとGood👍

鶏が崩れないようにやさしくまぜたら、塩で味を調整します。

以下を一緒に盛り付けて完成です！

冒頭でも書きましたが、濃い目のソースに骨付き鶏一本あたり、一人前だと食べきれない人もいるかもしれません。なので１人前あたり1/2本の想定にしてもよいかもしれません。

今回付け合わせは今回パスタで合わせていますが、私的にはパンの方が合う気がします🤔

ちなみにコック・オーヴァンはもともと、肉の硬い雄鶏を食べやすくするために考案されたレシピなんだそうです。

私が普段紹介しているレシピと比較すると、ちょっと工程が長いですが、煮込み時間は30分くらいなので慣れると短時間で作れます！よかったら一度試してみてください👍

以上、コック・オーヴァンの作り方でした。

※私の料理レシピについては、こちらのマガジンにまとめてあります。