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人の幸せは蜜の味

知らない誰かの記事を読む。

その人が、なにか困難を乗り越えようとして
1つ乗り越えた姿に

純粋に
「よかったねーー」
と、まるで友人のように思う。


知らない誰かの記事を読む。

その文章の中に、「好きぴ」「推し」という文字が並び、
甘かったり、切なかったり、でもやっぱり
嬉しかったり、な恋愛の言葉が綴られていると

純粋に
「いいな〜〜〜」
と、まるで恋バナを打ち明けられた友人のように、
勝手にキャッキャとテンションが上がってしまい、
純粋に羨ましいと思う。


誰かが幸せである事は
私も嬉しい。


かくいう私は、というと
恋愛という要素は、全くない暮らしをしている。

以前は恋愛をしていた時もあったが、
実は
自分には恋愛を楽しむ余裕は皆無なんだ
とカウンセリングを通して気付いてからは
無縁の生活をしている。

恋愛は楽しい
でも、恋愛は実に多くの事をしている。
色んな能力とスキルを要する。
なによりエネルギーを使う。

だからこそ、恋愛を通して
人は成長するのだろう。

人間関係の中でも、もっとも濃密で
濃ゆい人間関係だから。


今までは、何も考えずに恋愛してきたが、
本当の自分がわかってきた今
とてもじゃないが、恋愛に手を出す程の
余裕とエネルギーがないとわかっている。


なので、人の恋バナは嬉しい。
「いいな、いいな」と頬が緩む。


上手くいってないカップルの話も
その中でなんとか仲良くできないか、と
もがいている人の話に、
「この人達が、困難の先に幸せになっていますように」と思う。


そう、私は恋愛という世界にはいないから
甘い日々も、困難も、どちらもない。


ただただ、ひたすらカウンセリングにコツコツ通い、自分を見つめる日々を送っている。


いつかまた、誰かを好きになりたいな、と思いながら
(いや、よくよく考えたら私は今まで、誰かを好きになった事があったのだろうか?とすら思う)

まずは自分を本当の意味で大切にできるようになる。


今、恋をしている人は
酸いも甘いも謳歌してほしいし、

恋なんて無縁だという人は
恋のない今について、
私と語り合いましょう



あなたがあなたの原点に辿り着けますように

私が私の原点に辿り着けますように

死ぬ前には、恋愛を純粋に楽しめますように

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