貴田明日香

貴田明日香

最近の記事

嗚呼懐かしき新宿2丁目

レズビアン時代の話をしようと思う。 ※私が通ってた時代の話なので現在の新宿2丁目がどうなってるかはわかりません 私の新宿2丁目デビューは19歳であった。 竹内佐千子さんの漫画「honey&honey」は女性同士の恋愛を描いたエッセイ漫画だ。広島の高校生であった私は、その漫画に出てきた新宿2丁目に憧れた。女性としか付き合ったことのない自分が異質な存在なのではないかと思っていたこともあり、そういう人たちが集まる街にいつか行ってみたいと思っていたのだ。 本当に、友達が男性を好き

    • 夫とのなれそめ

      男性嫌悪こじらせまくりの私が、まさか25歳で結婚するとは思っていなかった。 そもそもが、大学まで女子としか付き合ったことがなかった。バイセクシャルを自称して生きてきたものの、結婚前まではほとんど女が恋愛対象で、男性のことは敵視しているくらいだった。 夫と出会ったのは新卒で入った会社のパーティーだった。その当時、バラエティ番組のADだった私は、番組の関係者がわんさか来るパーティーでせっせと下働きをしていた。すると、プロデューサーが「紹介したい人がいる」と言うので出逢ったのが

      • バイト10個紹介する後篇

        8.学童保育指導員 9.試験監督 10.覆面調査 やっと後編です。長かったね。 前篇 中篇 まあ大変ランキング8.9.10位なんで楽な方です。 8.学童保育指導員 大変ランキング堂々の1位! 何を言ってるのかわからないかと思うが、本当に本当に大変だった。ただ、私が異常なまでに子ども好きというだけだ。 小学生の世話はものすごい体力がいる。 例えば右膝に子どもが乗ってきたとする。身動きが取れない。すると左膝にも1人、背中に1人、左右の肩にも1人ずつ、計5人くらいの子

        • バイト10個紹介する中篇

          ここからは中くらいにきつかったバイトを紹介します! 4.試食販売員 5.軽作業 6.ビラ配り 7.塾の事務 4.試食販売員(日給1万円 8時間) つまみ食いばっかしてたな…… これも大学の頃なのでコロナ前。 ウインナーなどの試食に誘い、熱烈に商品をPRして買ってもらうという仕事である。 当然ながら買ってもらえると嬉しいし無視されると悲しい。基本無視されるくらいに思った方がいいかもしれない。 子ども連れなどは興味をひきやすく、試食したら割とみんな買ってくれるのでそれな

        嗚呼懐かしき新宿2丁目

          バイト10個紹介する・前編

          寿司屋のホール コールセンター 塾講師 ↑ここまで前編 試食販売員 軽作業 ビラ配り 塾の事務 学童保育指導員 試験監督 覆面調査 大変だったものから紹介していくぜ! 1.寿司屋のホール(時給1,080円) 本当に大変だった。回らない寿司屋なら普通のファミレスとかよりゆったり働けるのではないかと思って働き始めたが、マニュアルやシステムがしっかりしていない分より大変だった。 例えばドリンクを作るだけのことでも、ウーロン茶は氷ありかなしか、ホットかアイスか聞

          バイト10個紹介する・前編

          音痴だけど歌が好き

          こんにちは〜!音痴です! 小さい頃、母とお風呂に入りながらよく一緒に歌った。母はピアノを長年習っていたので音感が良かった。その母が「ほんまに音痴やな」と言っていた記憶があるので、私は生まれつきの音痴なのだと思う。(母は特に矯正させずにのびのび歌わせてくれた) 小学校に入って、音痴ながらに歌うことが好きだったので、音楽の時間にいつもニコニコしていたらしい。それを見ていた音楽の先生が、廊下ですれ違う度に合唱部に誘ってくれるようになった。 私は普通に歌が上手いから誘われるんだ

          音痴だけど歌が好き

          太ったから諦めたこと

          水着を着ること 役者をやること 可愛い服を着ること 人と会うこと 人に何かをあげること 気に入ったものを買うこと 好きな人に好きだと言うこと 子どもを産むこと 自分を好きになること 基本的に何もかも、「私は太ってるから」で諦めている節がある。結婚式は1年かけてダイエットしてなんとかやれたけど、それは何百万とかかかってるからプレッシャーで覚悟を決められただけだ。 たぶん普通に病気だと思う。毎日ではないが、夜中や1人でいる時に心がざわざわと落ち着かなくなってなんでも食べてしま

          太ったから諦めたこと

          映画観たせいで人生計画狂いまくり

          もともと人付き合いが得意な方ではなかった小学生の私は、毎日図書室に通って小学校にある本は全部読む本の虫だった。文章を書いたりお話を考えたりするのも好きだったので、将来は小説家になると思い込んでいた。なれなかったら死ぬかもなくらいに思っていた。小学生にして自分が社不だと理解していたので、社会で生きていける自信がなかった。 小説以上に私の心をかき乱すものはこの世にないと信じていた。小説家になるつもりで生きた…… 映画「悪人」を観るまではなぁーーーーーーーーーーっ! 大学の課

          映画観たせいで人生計画狂いまくり

          お金がないので家を買いました

          日本円の価値が下がる!?恐怖の円安 円安になって久しい。想像もできなかったことだが、必死に貯めたお金も価値が下がっていくということをじわじわと感じていた。 会社員時代から貯めたお金が目標額に到達して、私はなんとなく安心していた。これだけあれば突然無職になっても2〜3年くらいは暮らせるだろうと呑気に構えていた。本当に何も考えずに現金しか勝たんと思っていた。 現金を信じられなくなったきっかけ 最初に危機感を覚えたのは英会話のレッスンでフィリピン人と話したときだった。三年くら

          お金がないので家を買いました