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名もなき詩シリーズ

76
日常が特別になる瞬間、生まれた言葉たち。 あえて題名は付けていません。 どれも愛しい感情です。
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記事一覧

名もなき詩 #76

どれほど歳を重ねても
私の中心に在るものは
少し幼くて
いつも何かを夢見てる
この身体と感情は
それを叶えるためにあり
日々支えてくれている
この心を磨き
誰にも分からない明日でさえ
そこに描けばいい
#いつだって始められる #心 #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #75

陽の光を浴びて
何も考えることなく
力を抜く

贅沢な一時

その練習が必要なくらい
きみは強張っていた

身も心も
#のびーっ #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #74

雲間から黄金の光が放たれ

濡れたアスファルトが輝く

ただそれだけのこと

なのにこんなにも美しい

愛されている と
刹那の感情は
錯覚か真実か
#何を信じるのか #ちいさな幸せ #見つけ上手さん #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #73

器を溶かして柔らかく
夢中もしくは無心になって
創造しながら温める
大きく おおきくなれ

器も心も元々やわらかい
冷してかためて
確固たるものを作る
ただ脆いそれを
丁寧に扱い
守ることができるか
割れたなら
変化させることができるか

器も心も元々自由だ
#言葉でHUGを #詩 #守りたいもの

名もなき詩 #72

変わりたい
この一所懸命から
変わる
という覚悟の一生懸命

毎日をもっと大切に思う
#言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #71

小さかったあの手
大きくなる不思議
指や手の甲に増える皺
老いていく不思議
何もない朝
白い光の中で
無性に生きていると感じた

その口許に微笑みを
#それもまたしあわせ #身体を労ろうの会 #肩の力抜いて #今日も笑顔で #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #70

今思えば
経験のひとつだと
笑い飛ばす事はできるけど
もう遠回りしなくてもいい
限られた時間の中で
楽しまなくてどうする
#自分との約束 #叶う #叶える #言葉でHUGを #詩 #七夕の夜

名もなき詩 #68

神様がいるとするならば
いたずらが過ぎるのではと
天を仰ぎ見てみる
見逃さないで 
聞き逃さないで
何が嬉しいのか
何に心昂るのか

もっと生きろ

思わず笑って立ち上がる

さぁ 行こうか
#言葉でHUGを #詩 #しっかり休んでから進もうか

名もなき詩 #67

名残り惜しそうな白い月は
澄んだ空で優しく微笑む
静まったこの時間
孤独を感じる程に
他者の存在に感謝する
今日という1日を
白い月は楽しみに眺めている
#言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #66

失敗しても成功してもいい
愛されてないかもしれないし
愛されてるかもしれない
全てには両極があるけれど
つまるところ
自分がどう思いたいかで
選んでいるに他ならない
誰かにあたることなく
望むものに誠実に
精一杯の決断をした自分を
誇ればいい
#心身共に休憩 #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #65

君を想って過ぎた時間なら
なんの後悔もない
永遠のものにする為に
壊さないよう離れていよう

美談のごとく語る
その寂しそうな眼差しですら
ひとは愛と呼ぶ
#愛の覚悟 #十人十色の愛 #慈しみ #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #64

今に必死だと
人生とはとても長く感じる
長編映画のよう

なのに今
まだ昇っていく陽を浴びて
すりガラスの窓がプリズムを作り
風のリズムでカーテンが踊る
その一瞬は魔法のよう
今を切り取れば
どの瞬間も美しい
今思い返せば
どの過去も愛おしい

だから大丈夫
今も必ず美しい
#言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #63

何をすればいいのか
何がしたいのか
時は待ってくれる訳もない

ならば
なにもかもをも0にする

焦ること無く
期待すること無く
思考の声など聞くこと無く

石のように居座るのみ
無の中でも
その頑なな石は磨ける

時は何時だって
味方になりたがっている
#無中 #夢中 #零 #start #言葉でHUGを #詩