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小説・自叙

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事実は小説より奇なり否か。
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#躁鬱

【実録】僕の躁鬱日記3~そして世界へ~

2011.3.11

思い返せば、2010年は光と影を見た。

過労から躁鬱状態となり、水風船のようにパチンと今にも弾け散りそうな不安定な日々を過ごしながらも、なんとか年を越せた。(日記1~2参照)

かと思ったら、大好きだった彼の前でボロクソに泣いてしまい、しまいには病院送りに。会社には内緒での通院生活が始まろうとしていた。

企業としての”年越し”である年度末3月決算に向けて、様々なプロジェク

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【実録】僕の躁鬱日記2~それから~

前回Noteした『僕の躁鬱日記』。予想以上に反響が大きく、驚いています。中には「泣いてしまいました」とメッセージ頂く方もいらっしゃって、僕は特に泣かせるために書いたわけではないですが、何かを感じて頂けたなら幸いです。自分をさらけ出した甲斐があったのかな?

2010年。
僕は26歳で過労による躁鬱状態になり、家族にまでSOSを出す羽目に。それから・・・

まず、躁鬱とは「躁=トランス状態」「鬱=ダ

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【実録】僕の躁鬱記録

いいことは何度思い出しても思い出し笑いをする材料になるけど、悪いことは、その時は猛烈に自分を蝕み寝ることさえ遮断させるパワーを持っていたのに、時と共にいい意味で風化し、忘れる。人間の脳は本当によくできているな、というお話を。ヨシモト自身の体験したノンフィクション話です。

ふとその悪夢を思い出す時があって、これも自分の人生の1ページだと思って、ここはなんとか記録しておきたい。

26歳の頃。大手広

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