見出し画像

【応急処置】の重要性!

こんにちは!youkaです!

「2週間前に怪我した捻挫が治らない」、「腫れはひいたけどシュートが打てない」、「1週間前にデッドボールを受けた所がまだ痛くて力が入らない」なんて事をよくスポーツ現場で耳にします。

まず最初に伝えたいことは、『受傷直後の応急処置で、復帰が何週間も変わる可能性がある』という事です!!

【RICE処置】とうい言葉を聞いたことがある人はたくさんいると思いますが、実際にやっている人はどのくらいいるでしょうか?
プロスポーツの現場ではトレーナー、ドクターがいてその場で適切な対応・処置をしてくれる所がほとんどです。しかし、学生レベルや社会人チームではどうでしょうか?「足首捻ったから休む」と言って見学…。「デッドボールくらい大丈夫」とそのまま放置…。

現実を見ても、大きな大会や練習試合の時にしか氷を準備していないことが多いのではないでしょうか?チームにドクターバックや救急バッグはありますか?その中には何が入っていますか?怪我をして数日、数週間経っても治らないからと病院に行っていませんか?その間まともな練習もできず、別メニューで追い込んだトレーニングをするわけでもなく、ただ休んでいませんか?その間に患部は時間と自然治癒の力で少しづつ治っているかもしれませんが、今まで作り上げてきた筋肉は落ちていますよ?

そうならないためにも、受傷直後からの対応がとても重要なのです。
ただし、大量出血や意識がない、骨折しているかもしれない、頭を強く打っているなど、素人では判断できない、もしくはしてはいけない事もあるので、その場合は冷静に病院や救急に電話するなどして指示を仰ぐべきです。

では、RICE処置とは何なのか、具体的に知っておきましょう。

Rest:安静
Ice:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上

これら4つの頭文字をとったものであり、スポーツ外傷に対する代表的な処置法です。このRICE処置は受傷直後のみだけではなく、少なくとも2~3日間(1~2時間おきに、15~20分)継続して行う必要があるとされています。

=============================
①Rest(安静)
運動を直ちに中止し、受傷した患部を安静にさせる。患部の安静を保つために装具や段ボール、添え木などを利用して固定する場合もある。

②Ice(冷却)
アイシングによって患部を冷やすことで以下の効果が期待できる。
1、患部の温度を低下させる。
2、局所の血液を減少させ、細胞の新陳代謝を抑制する。
3、炎症症状を抑制し、浮腫や腫脹を抑制する。
4、疼痛を緩和させる。
5、筋緊張を緩和させる。

③Compression(圧迫)
損傷した軟部組織に圧迫を加え、内出血や腫脹を抑える。アイシング中のみならず、処置間の1~2時間も基本的に圧迫しておく。この際、圧迫が強すぎると循環障害を起こす可能性があるため注意が必要。

④Elevation(挙上)
患部を心臓よりも高くすることで、内出血による腫脹等を抑制する。
=============================

これでRICE処置について知ることができたと思うので、後は自分がそのような現場に出くわした時に、処置をされる側なのか、する側なのかはわかりませんが、いずれにせよ行動あるのみです!

Just do it!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?