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肩関節拘縮の治療順序【第二弾 第2肩関節編】施術動画付き🎥

第二弾は第2肩関節へのアプローチを解説していきます。

臨床肩関節シリーズは第一弾→第二弾→第三弾とそのまま治療順序になっていますので順番に読んでいただけたら嬉しいです!

第一弾では筋肉に対してのアプローチを文字や動画で解説していきました。
もしまだ未読の場合はご覧ください!

第三弾では関節包に対してのアプローチをこれまた動画付きで解説しました。


今回の記事の結論は第二肩関節周囲の癒着をリリースすることにより結帯動作や挙上などの可動域や動作時痛が改善するという記事です。

その方法をご紹介いたします!

第二肩関節の癒着による滑走不全

第二肩関節の癒着と言っても癒着しやすい場所がいくつかあるのでそれぞれの対処法を知っておきましょう!

①烏口肩峰アーチ下の癒着(肩峰下滑液包と腱板の癒着)

烏口肩峰アーチ

烏口肩峰靱帯の下には肩峰下滑液包や腱板が介在しておりここで癒着が起こりやすいです。

ここが癒着すると大結節と烏口肩峰靱帯によって肩峰下滑液包や腱板がインピンジメントされ疼痛が起こります。

烏口肩峰靱帯は大結節や腱板上から押さえ込むことで骨頭の求心位を高める役割があります。

癒着が起こる原因

①上方支持組織の癒着に起因する肩峰下滑液包の障害

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