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障害者ニートの憂鬱


本日2月10日は"ニートの日"なのだそうだ。
私の日!ってことで、堂々と過ごすことにした。
(いつもと変わらないけど)

障害者雇用も視野に入れるため、そっち系派遣会社のWeb面談というやつを受けてみた。

「元気です!」と言うと
何故障害者手帳持ってるの?と言われそうだし
「実はつらいです」と言うと
雇ってくれるとこ見つからなそうだし

どれくらいの塩梅で申告すべきか、表情を見ながら無駄な駆け引きをしてしまうTHE HSP。

だって、
"働く"のと"無理する"って同義語じゃん。
無理しないと働けない。
元気なまま続けられる自信はないし、でも出来る限り頑張らないと一生生活苦しいままだし、不安だらけだけど「できます」って顔しないと雇ってもらえないのではないか。

そう言った意味で、障害者雇用の面談って落ち込む。
面談中、体調が悪くなった過去を思い出さなければいけないから、せっかく前向きになっているのになんだか引き戻されて不安になる。

「体調管理のためにやっていることはありますか?」

この質問、難しい。

私は毎日数千歩歩いてる。
これを続けると体調が変わってくるし、自信がつくからパニック障害にも良い影響がある。

でも「それだけですか?」と言われると……
これだけじゃいけないのかと動揺した。

鬱にならないように、事前にやっておくことって何?

ゆっくりして、好きなことやって、よく寝てよく食べて、少しでも体を動かすくらいしかなくない?
鬱にならないための"自己管理"ってなんだろう?
そんなのあるの?

障害者でも雇ってくれようとする制度や企業があることは有難い。

でも「長く働ける人だと思ってもらえるように、どんな努力をしているか伝えないといけない」と言われると、健常者より努力しないといけない、そうしないと人並みに扱ってもらえない、私はそんな人間になってしまったんだな、と、落ち込んだ。

病気になっちゃったのに
また病気にならないように
努力しないといけないんだよ


生きてるだけでお金がかかる。
どんどん貯金が減っていく。

私はこの先ちゃんと生きていけるのだろうかと、
憂鬱になってしまったニートの日。

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