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5分でわかる喜劇と悲劇の違い! 覚醒と酩酊 明治時代と江戸時代 バーサーカーとバーバリアン

野蛮とは、己の感性によって実体と向き合う「もののあはれ」を否定し、公平さを放棄して集団的現実逃避を行い、権威主義を倒錯的に信仰して、文明と文化を殺すことである。
実体と向き合うには知性だけではなく、公平性と敢闘精神が必要であって、つまりは正義と勇気が必要なわけだ。
古代の日本人は、この精神のことを「あらみたま」として尊んでいた。
明治維新の文明開化は、西洋の科学技術を移植したものではなく、日本古来の「もののあはれ」「あらみたま」、つまりは「やまとこころ」によって勃発したものである。

本稿は、これらの記事の続きとなるものだが、単独で読んでも問題はありません。
https://note.com/yrloki/n/n799653eefa0a
https://note.com/yrloki/n/nd2ed72af6ec4
https://note.com/yrloki/n/n87f8a635ec10

文明の分かりやすい例

日本の維新志士や北欧のバーサーカー
「あらみたま」の覚醒力
基本的に陽キャ
文明の発展に尽くすことが前提ならば、感傷に浸る暇などない。
同調圧力に飲み込まれるのではなくて、公平に俯瞰することが大切
文明の発展のために戦うことこそが、人間にとっての幸福であり、そのためには正義と勇気が必要
日本のお祭りは精神的爆発力である「あらみたま」を炸裂させるものであって、これは北欧メタルと同じような精神性である。「芸術は爆発だ」
鷲のマークの大正製薬はファイト一発!
精神を高揚させる力から、文明は生まれる。

野蛮の分かりやすい例

ナチス親衛隊や中欧のバーバリアン
ドイツロマン主義の劇作家のワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」は、「悲劇のヒロイン」願望から生まれた「悲劇のヘロイン」
どうでもいいことに下らない屁理屈を立てて、メソメソし続けるだけの軟弱な精神。
ちなみに、英語で不安を意味するAngstは、元々は英語に存在せず、ドイツ語から借用した単語である。

ワーグナーマニアであったヒトラーは、この「悲劇のヘロイン」路線を忠実に受け継ぎ、御涙頂戴による扇動を演説で繰り返していた。
精神を酩酊させることによって、文明は退廃する。

ちなみに、アメリカの白人至上主義も野蛮の典型例であるが、彼等彼女等にはヘロイン中毒者が多い。
実のところ、ダウナードラッグであるヘロインの酩酊は、白人以外には極端に効果が薄いのだ。
白人至上主義とはプロテスタントから生まれたものであるが、アメリカとドイツを結びつける絆であると言っても過言ではないだろう。
おそらく、プロテスタントと白人とヘロインの間には、脳内の生理作用において何らかの相関関係があるのだろう。

アイヒマンのように自らよりも立場が弱い社会的弱者を弾圧するためには、正義も勇気も必要がない。
個人であっても集団であっても、公平性が無ければ自らと向き合うことが出来ず、現実逃避すること(「自由からの逃走」)しか出来ない。
アンガージュマンから最も遠いのがアイヒマンなのだ。
鷲のマークの第三帝国はヘイト連発!

自己愛以外を考えられない者は、多少のことで直ぐに打ちひしがれる=陰キャ
それが故に、ナチズムや白人至上主義のような宗教に走るが、それは単なる現実逃避であって、つまりは「自由からの逃走」というものだ。
実は、弱い者いじめを好む者は本質的に陰キャなのだ。

プロイセンと維新志士 ナチスと白虎隊

維新志士は陽キャだらけだったことは、高杉晋作や坂本龍馬等を見れば明らかなことだろう。
そして、維新志士の伊藤博文はプロイセンの宰相のビスマルクと親友となり、プロイセン赤鷲勲章を獲得することとなった。

白虎隊の逸話は陰キャが喜ぶだけのものでしかないが、陰キャのヒトラーはこの逸話に感動し、ヒトラーユーゲントが来日した際には白虎隊の墓参りに行かせたほどだ。
戦国武士ならば敵と刺し違えて死ぬことを名誉とするものであるが、碌に戦えもしない身分制度上の武士達の単なる集団自殺には何の意味があるのだろうか?
追記しておくが、ヒトラーがひけらかしていた一級鉄十字勲章は大変に有名なものであるが、これは歴史的にはプロイセンの勲章ではなくて、ドイツの勲章である。

総論

日本人である我々は、維新精神が陽キャ精神であるということを忘れてはならない。
筆者は日本人が発明したヒロポン(覚せい剤は疲労がポンと飛ぶのでヒロポンとも呼ばれる)をキメることを推奨しないが、ドイツのバイエル社が開発したヘロインを使用することは、それよりもなおまずいことであると理解している。
とはいえ、仮に「喜劇のヒロポン」「悲劇のヒロイン」のどちらかを選ばなければならないのであれば、前者を選ぶ方が幾分かはマシだろう。
実際に、ヒロポンの副作用よりもヘロインの副作用の方が遥かに酷いのであるのだから。

念のために宣言しておくが、筆者はある程度は自力で脳の覚醒物質を分泌させることが出来るので、「喜劇のヒロポン」を外部摂取する必要はない。
この文章は薬の力で書いているわけではなく、己の「やまとこころ」を爆発させて創り出したものだ。
本稿を読んだ読者の方々は、「やまとこころ」を奮い立たせ、「あらみたま」を炸裂させるだろうことを筆者は心の底から信じている!

ちなみに、筆者が行っていることは現代まで連綿と続く歴史的文脈に基づいた批判であって、ナチスのような事実に基づかないヘイトではないということは、文明人の読者諸兄には明らかなことであろう!
ノルマン人とゲルマン民族はヒトラーがどう述べようとも似ても似つかないし、大日本帝国と第三帝国は完全に別の存在であることは明らかなことであるが、それについては後日に解説することにしよう!


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