最近の記事

LEXUS LS 高級な中古車選び

株価と違い、基本的に中古車は経年により間違いなく価格は下がっていきます。ですので経年残価率の減少が小さいものを効率よく乗り継いでいくことでお財布に優しいカーライフを楽しめるはずです。一方高級車やドイツ車は最初の2、3年で一気に値崩れ。一般的に持たれているいイメージだと、こんな感じでしょうか。(chatGPTに描かせました。) 実際このような中古相場に近いものとして、LEXUSのLSをあげてみます。2017-2019年式のLS500F sportsで500-650万円。残価率

    • 通貨を持たない。

      「Rich」とは、お金を価値あるものに替えることができる人を指す。 本来、お金はモノに替えなければ意味がない。 お金は価値あるものに替えなければならない。 お金をモノに替えずに持っていると、その価値は減少する。 黒田東彦日本銀行総裁がインフレターゲットを2%に設定している。 これはお金の価値を毎年2%減少させると宣言していることになる。 貯金をしていると損をする可能性が高い。 お金にはマイナス2%の負の金利がついている。 2%を超える貯金はほとんど存在しない。

      • 中古車市場の深層:アルファード30系の価格が教えること

        中古車市場をモニタリングしていると車種によっては定期的な価格変動が見られます。これは経年や走行距離だけが理由ではなく、販売店が戦略として価格変動をさせているのが理由と思います。価格が下がった時にタイミングよく購入したいものです。一年のうち12月は中古車市場が閑散として5%くらいは値段が下がると、中古車販売の方がYoutubeで話してましたが、データ確認していく中で5%どころか10%以上の値段変動も確認できます。下がるものもあれば上がるものもあります。相場全体で5%下落を鵜呑み

        • 中古車価格分析して718ケイマンを狙う。

          ロードスター購入時にML使って、価格予測、販売価格との差分が大きいものを”お得”として購入しました。購入時の判断基準として改めて 経過年度、走行距離に応じた価格下落が少ない車種であること。 予測価格より離れている、いわゆる”異常値”をお得車両として見つける。 ポルシェについても同手法で予測式からの差分確認しますが、ロードスター予測式での30−40万価格差分と”718ケイマン”での価格差分50万ではいわゆる「お得感」が違うんではないかという疑問が湧いてきました。 新車時の

        LEXUS LS 高級な中古車選び

          値下がりしない車を選ぶ。

          データ分析の概要と方法論 値下がりしない車を選ぶというテーマについてです。 データ分析の基盤となるデータについて解説します。1534種類の車種。と言っても、車種としては63車種ですが、車種毎に年度モデル形式があったりグレードがあったり。ランダムに選んだ車種は以下でデータ分析にあるまじき、私の趣味で選んでしまいました。 ['アルファード', 'UX', 'NX', 'F8', '812', 'ジムニー', 'Cクラスステーションワゴン', 'クラウンアスリート', '3シ

          値下がりしない車を選ぶ。

          中古車価格分析で車を買う。

          マーケットデータ分析の基本ロードスターの中古車価格を分析してみましたが、その時に気になった価格時系列変動についても計算してみます。タイトルにした”お得な”車についての探索。対象は、アルファードとジムニーシエラ。 市場価格の予測とその重要性 中古車の市場価格予測は、データアナリティクスの魅力的な応用例の一つで、10年以上の分析キャリアで学んだことは、市場動向は複雑で予測が難しいということです。本当にいろんな要素が入り込みます。しかし、機械学習の力を借りれば、この複雑性を理

          中古車価格分析で車を買う。

          中古車価格分析のお話(ロードスター編)

          中古車価格の現状 中古車市場は、近年大きな変動をしています。新車販売が鈍化している一方で、中古車への需要は増加傾向にあります。さらには資源高騰、材料不足、経済情勢などによる新車の入手性悪化なども影響して、中古車価格は高値を維持したものが多いように思います。さらには環境問題や物価高騰が影響する中、多くの人々がコストを抑えて車を持ちたいと考えています。 若い世代では、中古車もスマートな選択肢として認識されていますが、これは、クオリティの高い中古車が増え、それに伴って情報収集

          中古車価格分析のお話(ロードスター編)