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Virgil AblohはMarcel Duchampに首ったけ

今を時めくVirgil Ablohハーバード大学での講義の書籍が和訳されるとのことで、講義自体は2年くらい前なんだけど、以前流し見した講義をもう一度ちゃんと見直した。暇だったから。

やっぱ頭良いんだなー。考えてることは、アーティストっぽいんだけど、商売が好きなんだな。ビジネスセンスがすごい。村上隆と仲良しなのなんかすごくわかる。

見てない人は、英字幕つけるとわかりすいから、”PERSONAL DESIGN LANGUAGE”のスライドの説明のくだりと、最後の学生との質疑応答だけでも見てほしいなー。「確かに!」っていうことばっかり言ってた。3%のところとか。ビジネス書?的なものとか自己啓発書?(その差がよくわからない)によく買いてあることって、「確かに!」がちゃんとわかりやすく言語化されてるってだけのことが多いけど、それをちゃんと言語化して意識するのってすごく大事だなーと思う。

結構酷評されてたダイアナ妃をテーマにした2018SSコレクションについも、これらの説明を経るとへーってなるし(でも完成形が素敵じゃないと、欲しいとは全く思わないけど)Nikeとのコラボについては本当に本人もめちゃくちゃ気に入って、楽しんで作ってるのが伝わってきて、信じられないくらい高値がついたりしてるけど、やっぱり欲しくなってきた!

Virgilは講義でsuper obsessed with Marcel Duchampて言ってるけど、Demna Gvasaliaの作品?商品?にもDuchamp的なアプローチが見える。DemnaのパイセンMargielaにも同じものを感じる。Virgilはもうちょっと違う方向から、Demnaとは別方向のストリートから発展した感じがするけど、やっぱりこの2人、どこか似ているのか。。。以前NY TimesでDemnaとGuccinoAlessandro Micheleが対談してたけど、VirgilとDemnaの対談見て見たい。

ストリートといえば、今日こんな記事を読んだ。

adidasもnikeもストリートブランドっていうか、スポーツブランドだし、2000年代も(というかそれ以前から)B-boyはいたし、「ストリート」というか、HIP-HOPの起源について少しわかることができてよかったけど、それ以外はよくわからなかった。でもNYにまた行きたくなった!

今日の見出し画像はロンドンのPortobello Marketにいたいぬ。



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