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【バングラデシュ🇧🇩】世界一カオスだった街| 2/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

★世界一周2ヶ国目、バングラデシュ
★滞在日数:2022年9月12日〜14日(2泊3日)
★かかった金額:¥21,060 /2人

混沌の中に、人の底力や未来への希望を感じる、はじめての感覚。
もしかしたら、1年後に「一番カオスで面白かったわ〜」と思い返すことになるかもしれない、短い中でも強く思い出に残る滞在だった。

アジア最貧国といわれながら、ユニクロをはじめ多くのアパレル企業が工場を置くなど経済成長も目覚ましく、年の経済成長率、物価上昇率は共に6〜7%ほどらしい。ダッカの中心地は高いビルや液晶パネルも並び、都会を感じる街並み。

一方、車を走らせ南のオールドダッカは、カオスの一言。信号は一切機能しておらず、車、車、バス、車、リキシャ、CNG、リキシャ、人、リキシャ、人、人…がごっちゃごちゃになって我先にと進み、鳴り止まないクラクションと1日5回のアザーンが街中に響き渡っている。車に乗って動いていただけで、どっと疲れが溜まり、なかなかこの環境は慣れるのが大変だったけど、動画を見返すだけも思わず笑えてくる、カオスすぎて印象深い日常だった。

中心地は駐在員などもいるが、少し離れると観光客も珍しいのか、ちょっと歩くだけで物珍しそうにじーっと見てくる人々。でも気軽に話しかけてくるわけでもなく、不思議そうに見ている。私たちのドライバーさんにこそっと、「どこから来た人?」と聞いている様子。その距離感がまた面白い。でも、子どもや大学生くらいまでの若者はまた違って、仲間と集団になって駆け寄ってきて、「どこから来たの?」「名前は?」「写真撮ろう!」と(言葉が分からなくても)絡んできてくれたり、遠くの家やら船やら建物やらから手を振ってきたりして、純粋な好奇心で見られたり話しかけられたりすることは、不思議と全く嫌ではなく、心を温かくしてくれた。

ショートステイだったので直接現地の人から感じ取ることは難しかったが、現地で開発支援に携わる友人によると、物価も毎年高くなるけど、自分が頑張って働けば、その分給料もあがり、生活も良くなっていくという未来への希望を、割とどの生活水準の人も持っている傾向があるのではとのこと。その感覚は、今の日本ではもう味わえないよなぁ。渋谷にいくら新しいビルがたっても、山手線に新しい駅ができても、これからもっと自分の生活が潤っていくんだという希望を持ったことはないけど、ダッカで建設中のメトロや国際線ターミナルの様子を眺めていると、この国はきっともっとここから大きくなっていくんだなぁとワクワクもした。
一方で、あのカオスすぎるオールドダッカの街並みと生活はきっと変わらないのだろうな。

そんなことを考えながら、出国のため空港への道が相変わらずの大渋滞で全く動かず、雨の中15分かけて22キロのバッグパックを背負ってターミナルまで歩きましたとさ。笑

もっと地方に行けばまた違った光景、気づきがあったと思うが、ダッカにだけでも訪れることができたことはとても良い経験だった。

これから、MADE IN BANGLADESHという表記を見るたびに、この日のことを思い出すだろうな。バングラデシュという国がぐっと近づいた3日間だった。

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と、こちらも1年前、バングラデシュ滞在終了直後の記録だ☝️

まさに1年前の予言通り、54カ国を巡った中で、最もカオスだったところは間違いなくダッカだった。

運転の荒い国やちょっとのことでクラクションを鳴らす国は多々あったが、1秒たりとも鳴り止む隙がないダッカは騒がしさ世界一!(ゆうわた調べ)

そして、地元の人が物珍しそうに絡んできてくれる、その人懐こさは世界で二番目だったかな。(一位はイラン)

この1年でダッカにはメトロが開通したそうで、また大きく変わったんだろう。交通ももしかすると少し整ってるかも。

現代において、地元人が未来に希望を持てるというのはなかなか世界でも珍しいと感じる中で、現地のバングラデシュ人として、このかわりゆく社会に希望を本当に感じているのかどうか、その気持ちを機会があればぜひ、聞いてみたい。

👇YouTubeバングラデシュ編もぜひ。



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