ヒプノセラピーって、催眠療法とも言われる。

実態がわからず、ちょっと怪しげにも？笑

だけどその中身をググっていると、このセラピー、自分の潜在意識にコネクトして、自分の深層心理と向き合えるものだそう。

長年抱えているトラウマに、なにか効果があるならと、藁にもすがる思いもあった。それからわたしは「意識」するという、自分でもよくわからない、概念的なものに障害があることもあり、その実態を少しでも知れたらと思っていた。

前回にもこんなこと書いたけど、やっと、自分のここ十数年を整理することができたのではないかと思います。

それからその後もう一つ取り組んだセッションがあります。

２４の時崩れたわたしのバランス。

早期卵巣不全。

当時は事故の後遺症に戸惑い、自分というものを見失い、何にすがればいいのかもわからなかった頃。

当時の彼氏には、すべてを依存していた・・高次脳機能障害でもある、判断能力や感情の抑制。処理能力を取り戻すリハビリの真っ最中。

自分の想像範囲外のことが起こると、もうパニックで（いまでもか？！夫よ感謝）癇癪を起こす起こす、、、

他には出せない、変わってしまった自分の戸惑いを、事あるごとに喚き散らしていました。

（ありがとう、あの時の彼氏）

あの時一緒にいてくれたから、救われたことがたくさんあったよ。

体の変調は、その数ヶ月後のことでした。

原因は医者でさえ、何もわからないけれど、その時の自分を出せる人が見えなくなったわたし。

後遺症に戸惑う葛藤は凄まじかった。もう、ストレスマックスの瞬間は脳みそがグワングワンと歪んだ。

もうね、自分で自分を抱えきれなかったんだよ。

気づけば、生理がきていない。

たまには遅れたり不定期になる事だって、ホルモンの関係で、よくあること。大して深刻に考えてもいなかった。

それが大きな病院で、検査を受けるように言われて、診断名がついた瞬間。

涙がポロりと落ちたなあ。

あれから長い月日が経つけれど、精神的にも自分のバランスが崩れていることはわかっていたので、絶対回復できるとも思っているよ。

それから数々の療法を試しながら、事故からずっと見えなくなっていた自分を探してきました。

長くなったな。

そのあと様々に彷徨い、たくさんの経験を重ね、いよいよ。

昨年結婚、渡米しました。

これを期に日本人ヒプノセラピストさんに会いに行ったんです。

過去の自分と向き合うセッションを何度も受け、自分の悔しかったあの頃の感情と向き合った。

もう十数年も経っているのに、あの頃のわたしは何も癒えていなかったよ。当時はその気持ちに気づこうともせず、自分の生きる道を必死に探していた。

殻に覆われたままのあの時のわたしは、そのまま女性ホルモンや女性器に現れていた。性器って、トラウマを一番抱え込みやすいところです。

セラピーで女性器と向き合うセッションを受けた時には、ガチガチに固まった、子宮と卵巣のイメージが広がった。もう何も受け付けない硬い鎧を着たようなね。それがわたしの潜在意識の映し出したもの・・

わたしの体はわたしを生かすために、トラウマから、大切に守ってくれていたんだと気付いた。

そうして、とてつもなく自分が愛おしくなりました。ずっと気づかなくてごめんね。。

今は、そんな子宮や卵巣を生活の　中心に捉えるようになりました。

いましんどくない？

楽しい？

やりたい？

やりたくない？

それから、呼吸を、腹の底まで、下腹部や尻の穴まで深く入れる。女性器を意識して深い呼吸を繰り返す。

そうすると、子宮や卵巣が暖かくなって、少し安らぐイメージが広がります。

やっと気付くことができた。

ずっと一緒に踏ん張ってくれてたんです。わたしの身体。

ありがとうが広がるよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。