私が飲食店を開くなら、6curryみたいな店にしたいと思った話

昨晩、店舗を持たないゴーストレストラン「6curry」にて1日店長をさせてもらいました。6curryは最初Uber Eatsで販売を始め、ビジュアルが美しくおいしいカレーはたちまち話題に。その後セントラルキッチンを作り、会員制で月額3,000円払えば毎回カレー1杯無料というサブスクカレー屋として営業を始めました。

そんな6curryにて、私が一日店長でカレーに合う、お酒に合うおつまみを作るイベントを開催。8種類のおかずを用意しました。話変わりますけど、私がギリギリまで料理作ってて、30分で撮影してデザインしたYOPPYさん、すごい。自分の作った料理がデザインにバチっとハマる幸せ。

たくさんの人が遊びに来てくださり、本当に嬉しかったです。中にはnoteやtwitterを読んでいて「山口さんに会いに〜」という人もいてありがたい😭✨

それから#CXDIVE のtwitter実況で話題にもなっていた、ほぼ毎晩来ている常連・ジェレミーさんによる、6curryプレゼンを生で拝見しました。先に一通りプレゼンしてから、「実は僕ここの会員でお店の人じゃないんです…」と種明かしするやつです。プレゼンがうますぎて私は終始ニヤニヤしながら聞いていました。

今年に入ってから7日来れなかった日があるけれど、火曜〜土曜までほぼ毎晩来ているとジェレミーさん。夕食の予定があってもその前か後に来るそう。常連のレベルを超えた最強の常連さん……。この場所で友達になった人と仕事をすることも多いそうで、カレー以外に得ているものが多いそう。素晴らしい。

お客がお客にお店をプレゼンするって、いい飲食店の一つの答えを見たような気持ちで心底感動しました。

私が飲食店を開くなら、6curryみたいな店にしたい

それで本題です。料理の仕事をしていると「お店やらないの?」と聞かれることが多々あるのですが、現時点での答えは「できない」です。

できない理由は多々あるのですが……6curryみたいな店ならやってみたいと思いました。その理由は、顔なじみになること前提で料理を作れるから、そして料理を通じて関係性を育めるから

レストランは一回訪問しただけで点数をつけて評価されてしまうことがありますよね。料理の味はお客さん側の気分、体調、一緒に行った人によって毎回感じ方が変わるはずです。飲食店も人がやっていますから、点数をつけた人が食べた味と全く同じものが食べられるわけではありません。

(第一印象でお店の好き嫌いを判断するのは普通のことですし、お店側もそれを念頭に初回のお客さんに接しないといけない話もあるのですがその話はまた今度…。)

そもそもおいしさには絶対値がないので、個人的には他人と比べるための絶対的な数値化はできないと思っています。

でも会員制であれば、お客さんが通ってくれること前提で料理が作れます。お客さんのそれぞれの好みがわかってきたら、料理するのも楽しくなるし、食べ手としても嬉しく感じる場面が増えるはず。そして飲食店としてインターネット上で点数をつけられることがないので、未訪問の人がそれらを見ることもありません。シンプルに、お店のことを好きな人が会員になってくれるシステムが魅力的。

概ね、儲からない・長時間労働・大変なことばかりと言われる飲食業の中で、6curryの営業スタイルは飲食店の未来を照らす光だと思いました。

改めて、機会をくださった6curryの方々、ありがとうございました!!!

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料理ノート

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