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Vamos a conocer Cuba! キューバを知ろう

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Cubaに行くってきめたから、いろいろ調べちゃおう
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#cuba

ハバナでiPhoneなくしちゃったの巻

ハバナでiPhoneなくしちゃったの巻

最近は世界のどこでもスマホが使えるので
旅の利便性が大幅アップした。

Googleマップがあれば怖いもの無し。
去年アルバニアでインドカレーをググったらちゃんとでてきましたよ。
その代わり電池が切れたら昔以上に心細い。

キューバは首都ハバナでもほとんどWifiが使えない。でもケータイはみんなもってるので電波は飛んでるはず。

初めに泊まったHotel Nacional de Cubaは珍しくW

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黒人信仰サンテリーアの世界に日本で触れてみた

黒人信仰サンテリーアの世界に日本で触れてみた

読書ブログ更新しました。

アメリカ文学者にしてサンテリーア司祭であるロベルト越川さんのお話聴きました。

https://zhuangyuan.wordpress.com/2016/05/08/キューバはなんでもかんでもあっけらかん/

ブリッジ・オブ・スパイはカストロも口説いちゃったんだ

ブリッジ・オブ・スパイはカストロも口説いちゃったんだ

映画「ブリッジ・オブ・スパイ」鑑賞。

トム・ハンクス演じる弁護士ジェームス・ドノバンが米ソ間の人質交換交渉において活躍するお話です。彼は組織に属するものの、優先するのは正義であり、組織の利益ではない。それに引き換えCIAやらKGBやら東ドイツの面々は組織の建前だったり、打算だったりするわけです。弁護するのがたとえ敵国のスパイであったとしても、フェアに、そして建国の理念に基づいた法律に基づいて行動

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なんでキューバで?ローマ法王とロシア正教会が千年ぶりに

なんでキューバで?ローマ法王とロシア正教会が千年ぶりに

世紀のニュースが飛び込んできた。
ローマ法王とロシア正教会総主教が会談したって。
ニュースを読むと分裂以来約1000年ぶりというのですから「世紀の」なんて形容ではたりないんですね。

この会談を取り持ったのはキューバのラウル・カストロ議長だというのですからびっくり。キューバに馴染みのない人はピンとこないと思います。なんで社会主義のキューバが?って。

歴史の変遷をみてみると納得ができます。

キュ

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そしてゲバラは革命を目指し、その後キューバを去って行く

そしてゲバラは革命を目指し、その後キューバを去って行く

『モーターサイクルダイアリー』鑑賞

若き医学生ゲバラは友人とふたりで一台のバイクにまたがり南米大陸を縦断した。転倒したって、バイクがおしゃかになったって、川があっても、砂漠でも常に進み続ける。とにかく美しい大地を疾走する。

大自然に抱かれた古代文明や土地の人々の生活に見たものは、貧困、搾取、資本主義の末端。先住民族、鉱山労働者、ハンセン病患者。

Greedyな資本家が支配する経済のはしっこで

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キューバ旅行を機にカリブ海文学も読んでみた

キューバ旅行を機にカリブ海文学も読んでみた

2015年に読んだ本でダントツに面白かったんで読書ブログに書きました。

https://zhuangyuan.wordpress.com/2016/01/17/カリブ海文学に浸ってみたら抜けられない/

キューバにはチョイスがないのマクドナルドもそのひとつ

キューバにはチョイスがないのマクドナルドもそのひとつ

社会主義や革命というと、ソ連のせいかなんだかくらいイメージがつきまといます。ところはキューバはあったかいし音楽なってるし明るい印象です。
世界中の社会主義国家が倒れても、アメリカの圧力を受けてもなお生き残ってる。特別な時代と呼ばれた90年代初頭も乗り切り、貧しくもいまも教育や医療は無料。革命は成功したっていえるんじゃないかな。他の中南米諸国の貧困、暴力とドラッグがないだけでもいい。

でもやっぱり

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ハバナの夜はマフィアのとなり部屋

ハバナの夜はマフィアのとなり部屋

キューバと言えばマフィアと聞いてピンとくるならあなたはきっと映画通。

「ゴッドファーザー2」の舞台はキューバでした。当時FBIの目の届かないハバナで全米マフィアの大会議が開かれたんです。

その秘密会議が開催されたのがHotel Nacional de Cuba。
でもって私が宿泊した隣の部屋がそのまさに会議が開かれた場所だって言うんだからドキっとしちゃいます。正確に言うと隣の隣。隣はマフィアに

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キューバの独立はフランス革命で遠のいた

キューバの独立はフランス革命で遠のいた

国連大学ビルでキューバレクチャーを受けました。
ラテン歌手八木啓代さんからはキューバの歴史について熱のこもったトークあり。

ハバナに行く前にずいぶん本を読んだのでおおよその流れはしっていましたがサトウキビモノカルチャーの由来は知らなかった。

フランス革命(1789年)が大いに関係しているという。

なんでカリブ海の島までそんな影響があるのか?

キューバのお隣はイスパニョーラ島。
コロンブスが

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観光バスで元軍人の話を聞いた キューバは常に戦ってきたんだ

観光バスで元軍人の話を聞いた キューバは常に戦ってきたんだ

一人旅は好きですが現地でツアーに参加するとちょっと寂しい。
みんな家族やパートナーと一緒だからね。

ビニャーレス渓谷へのバスツアーに一人で参加した私の隣あはインド人のおばあちゃん。ホテルを順繰りに回って参加者を拾うので席が埋まるとパートナーが一緒に座れないことも。

恋人同士で参加したスイス人がガイドに、一緒に座りたいと要求し、席替えに。
一人参加の私は席の調整要員。こういうのやだよね。

今度

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ハバナの夜はモヒートで乾杯 昼は昼で暑いからゴクリと一杯

ハバナの夜はモヒートで乾杯 昼は昼で暑いからゴクリと一杯

キューバといえばラム。バカルディは革命でドミニカに逃げちゃったけど、ラムは常に身近にありました。

ヘミングウェイもモヒートとダイキリが大好きで夜な夜なバーに通ってた。私も行ってきましたよ。

モヒートといえばボデギータ デル メディオ。ハバナに訪れる人はほとんどが中を覗いてるんじゃないかな?だってそばを通ったら引き寄せられちゃいますから。

軽快なリズムが隣りの通りまで響いてて吸い寄せられちゃう

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オープンカーでぶっ飛ばすにはハバナの太陽は強すぎる

オープンカーでぶっ飛ばすにはハバナの太陽は強すぎる

キューバといえばクラッシックカーと言われます。

アメリカに経済封鎖された後、車が入ってこなくなっちゃった。
おかげで昔の車が博物館のように保存されているのです。

空港からのタクシーは韓国Hyundaiで興ざめしたのですが
すぐにクラッシックカーに追い抜かされましていきなりのワオ!

おお普通に走っているわけね。
でも随分とボロかった。

翌日はさっそく乗ってみましたよ。

ギラギラの太陽のもと

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ハバナでは今でも街角でチェ・ゲバラ賛歌が響いてる

ハバナでは今でも街角でチェ・ゲバラ賛歌が響いてる

ハバナの街では至るところで軽快なリズムが刻まれ音楽にあふれています。でも時に、もの淋しげなメロディーに乗せて聞こえてくるのがチェ・ゲバラの歌。Hasta Siempre Comandante(司令官よ、永遠に)ゲバラが新たな革命の地に向かいキューバを去った時、彼の功績をたたえて作られたといいます。何度も何度も聞いたのので耳に残ります。

ゲバラが英雄だという知識ありましたがここまでキューバ人のここ

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