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家事をしていたら、娘が拍手をくれた

子育てしていると、どうしたって家事が発生します。
毎日毎日繰り返している家事に対して、娘から拍手をもらったとき「ありがとう」と言われるのとは違った感情が生まれたので、書くことで整理してみます。

終わることのない家事

我が家の家族構成は、夫と、長男(12歳)、長女(9歳)、次男(6歳)です。
夫は家事や子育てに主体的に取り組む人なので、お互いが好きな家事を分業して日々を回しています。

とはいえ育ち盛りの子どもたちを育てていると、掃除、洗濯、料理など、家族の生活を維持するための家事が、毎日毎日休むことなく発生します。
しかも、特段「やり切った感」もありません。

私は、料理をすることを苦に感じないので、親元を離れ一人暮らしを始めたときから、毎週土曜日にはおかずを3~4品まとめて作り置きするという習慣を持っています。

2時間かけて作り置きしておくと、翌週の料理時間が4~5時間減るので、最終的には効率がいいですし、手を動かしながら音声メディアを聞くことでインプットになり一石二鳥とすら感じています。

さりとて、これを毎週毎週繰り返していると、「疲れたなぁ、飽きたなぁ」と思い「ふぅ」とため息が漏れる瞬間もあります。
そんな時、通りがかった家族から「ありがとう」と声をかけてもらったりすると、心が温かくなって頑張れます。

「ありがとう」が素直に受け取れないときに

ですが、とても疲れているとなんだかその「ありがとう」すら素直に受け取れないことがあるのです。
「うん」と答えつつも「いや別に、平日の自分が楽するためにやってるだけだし」とツンデレのようにひねくれたことを考え、なんと素直じゃないことか。

そんなひねくれモードに入っていたあるとき、長女がとつぜん拍手をくれました。キッチンで一品作り終えた私に向って、全力の笑顔で拍手。

拍手:興行等において感動を表現するため両手で叩くこと。

Wikipedia

Wikipediaの解釈でいくと、娘は毎日のご飯を作ってくれることへの感動を表現するために手を叩いたわけです。
その拍手に、言語では伝わり切れない「ありがとう」の気持ちが乗っていた気がして、なんだか誇らしくなりました。

やっていることを認められると嬉しいのは大人も子どもも一緒。
娘からもらった嬉しい気持ちを、どこかのタイミングでお返ししようと思います。

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次回は、長男のお話です。
↓次回↓


娘が夕食を作ってくれることもあるので、ここぞとばかりに拍手と感謝の言葉を送っています。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


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