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映画のはなし

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観た映画の感想をあーだこーだ言っています
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『パラサイト 半地下の家族』の感想

久々の映画のはなしnoteです。 日本公開から一ヶ月以上経ったので、ネタバレをどんどんしながら感想を述べていきます。 「まだ観ていなくてネタバレは絶対に嫌!!!!」な人はどうか読まないでください。賢い読者のみんなたちなら、自分で判断できると信じています。 パラサイトは日本でもとても話題になっているので、インターネットを検索すれば素晴らしい解説サイトや解釈・批評が溢れているから、これから書くのは本当にとても個人的な感想です。面白さは保証していません。 私の人生ベストフィルム

『天気の子』のはなし

ダメな方のRADWIMPSのオタクこと私、やっとこさ本日天気の子を観てきましたので感想を。ネタバレしていくスタイルなのでこの先は自己判断でお願いします。やっぱり映画館の音響で聴くRADWIMPSはいいねえ。 あらすじ「あの光の中に、行ってみたかった」 高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。 しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。 そんな中、

百円の恋、痛いイタイいたい

安藤サクラさん主演の『百円の恋』(2014年公開)を観た。主題歌はクリープハイプ「百八円の恋」。税込みになったよ。 日本アカデミー賞の最優秀脚本賞と安藤サクラさんが最優秀主演女優賞を受賞している。 今日はただひたすらに感想を書くのでやっぱりネタバレ厳禁性癖の人はここで読むのストップしてね。 あらすじ32歳の一子(いちこ:安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。ある日離婚し、子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と同居をはじめるが折り合いが悪くなり、しょうがな

映画『海獣の子供』をみたことのはなし

先日、1年近く会っていなかった大学時代のサークルの先輩から 「良かったら海獣の子供を観に行きませんか?」 というメッセージが突然きた。私は嬉しくなって、正直に言うとあまり興味のなかったこの映画を観に行く誘いを喜んで受けた。だって人から誘われたら嬉しいもの。続けて先輩のメッセージには 「君の名は。を一緒に観に行ったから、アニメ映画をみるなら、ゆさんかなと思って」 なんて書いてあって、そんなこと言われた暁には口角が上がって上がって、上がりっぱなしよ。分かるでしょう。 ちなみ

『彼らが本気で編むときは、』を観て

まぶたが落ちたのは随分と遅い時刻だったのに、どうしてだか普段より早くに目が覚めてしまった。二度寝をしたら友人とのお昼の約束に間に合う気がしなかったから『彼らが本気で編むときは、』荻上直子監督(かもめ食堂、めがねなどの監督)、2017年公開を観た。 私は小さい頃から涙もろいタイプで、たとえば小学生の頃に地域のお年寄りから戦争体験の話を聞いた時など、クラスいち熱くて涙もろい藤原くん(仮名)と私の二人だけがその授業で涙を目にいっぱいためてしまうくらいには涙もろい(藤原くんは鼻を真

あけおめこたつ映画

とても久々に書いてる。深夜。 映画館で『シュガーラッシュ:オンライン』(吹替版)を観てきたのでその感想を。鉄は熱いうちに打ての精神で書きなぐりたいと思います。ちなみにBOXシートというソファ席のある映画館だったよ。冬限定でこたつ仕様になってるよ。湯たんぽこたつだけど、映画を観る間くらいは十分に暖かいので大満足。 前作から6年経っているから、前の細かい内容はうろ覚え。続編って立ち位置なので前作を観てからだとより楽しめると思う。あ、ストーリ展開という意味でのネタバレはしない方

映画のはなし(ワンダー君は太陽)

今日はおおよそ1か月振りに映画館で映画を観てきて胸がいっぱいになったので思うままに書き連ねています。というような書き出しを書くのも2回目。なぜなら30分以上かけて書いていた思いの丈がパソコンがフリーズしたことにより白紙に戻ってしまったから。一度目よりもよく書けることを祈ってキーボードを叩くことにします。めげない。しょげない。泣いちゃダメ。 『ワンダー 君は太陽(原題:Wonder)』という映画を観てきた。あらすじは検索すればすぐ出てくると思うから詳しくは書かないけれど、病気

リメンバーミーを観てきた話

ただいま日曜深夜3時。日曜日とするならば27時という方が正しいのだろうか。日曜の夜中から月曜の明け方にかけてのこの数時間は、その日の色々な事を整理して調整するための狭間の時間って感じがするからここでは日曜深夜3時ということにしよう。なぜ真夜中に部屋の電気も付けずパソコンのキーボードを叩いているかって。それは今日『リメンバーミー』という映画(字幕版)を観てしまったから。映画や本を読むと興奮で寝付けなくなるタチだから。このまま映画の感想を書きなぐるから、もし時間のある人は読んでも