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【海外文系大学院】授業と課題の様子

こんにちは!ゆうかです。

今日は大学院2学期目にとった授業とその期末試験/課題の様子について書いていこうと思います。実際にどのくらいの課題が出るかなどが参考になれば嬉しいです!

私が通っている大学院についてはこちらに詳しく書いたのでぜひ読んでみてください!

1. 取った授業

大学院2学期目は以下の5つの授業を取りました。

International Organizations 
International Negotiations
Poverty and Development
Gender Mainstreaming
Short-Term Internship


計13単位のフル単位だったのですが、正直5つもの授業を取ったことを後悔しました。課題の量が多くて毎週大変で、特に中間と期末の時は倒れそうになりながら論文を書きました😭

大学によって違うと思いますが、私の大学では9単位(3授業)くらいがちょうど良いそうです。教授や周りの学生にどのくらいの授業数が良いかを聞いて、あまり多めに取らないことをオススメします。

 ●International Organizations

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内容:国連やWHO、IMFなどの国際機関について学ぶ授業。国際関係学のセオリーを使って現在の国際機関の役割や国家と国際機関の関係などを分析。

課題:
リーディング - 毎週本のチャプターや論文を2~3個読む
リフレクション - 毎週授業後に200~300wordsのリフレクションを提出
メモ - リーディング課題の要約と自分の考えを1ページにまとめてセメスター中に3回提出
中間テスト - open book(持ち込み可能)で2時間の内にエッセイ式の問題を8問ほど解く
プレゼン - ファイナルペーパーの研究計画について5~7分くらいの短いプレゼン
ファイナルペーパー(論文) - 国際機関に関するテーマで3,000~4,000words書く

感想:内容は面白かったのですが、課題が毎週たくさんあって大変でした。特に国際関係学のバックグラウンドがない私には難しかったです。やっぱりある程度のその分野に関する知識を持っていると授業を受けるのが楽だと思いました。

 ●International Negotiations

内容:交渉のストラテジーについてのセオリーを学んだり、実際にロールプレイをして交渉プロセスを学ぶ。

課題:
リーディング - 毎週本のチャプターや記事を1個読む
グループプロジェクト - 授業でやったグループロールプレイについての考察を2~3ページにまとめて提出
中間テスト - 2時間の内にエッセイ式の問題を8問ほど解く
プレゼン - 指定された記事について10分のプレゼン
ファイナルペーパー(論文) - 現実世界で起きた交渉の場面(ビジネス、国家間などなんでも)について3,000wordsくらいの分析

感想:実践に重点を置いた授業でした。3つくらいのロールプレイをしたのですが、家を買いたい会社と家を売りたい人になったり、国家になって交渉をしたりと様々なシチュエーションを体験できて楽しかったです。先生がアメリカで弁護士をしていた人だったので使う語彙も興味深くて毎週が楽しみでした。

 ●Poverty and Development

内容:経済学の視点から開発や貧困について学ぶ授業。特に"growth"に注目して、開発問題に取り組む。

課題:
リーディング - 毎週論文を1~2個読む
中間テスト - closed book(持ち込み禁止)のテストで30問くらいの問題を2時間で解く
プレゼン - 指定された論文について20分のプレゼン
期末テスト - 中間テストと同じ形式

感想:他の授業は平均15人くらい学生がいるのですが、この授業は5人しかいない少人数クラスでした。経済学が中心なので、定量的論文ばかり読んだのですが、なかなか理解できなくて大変でした。クラスの中の3人と元々友達だったので、一緒に勉強したり分からないところを聞いたりできたのはよかったです。

 ●Gender Mainstreaming

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内容:ジェンダー開発に関するプロジェクトデザインについて学ぶ。どうやって国際協力のプロジェクトが作られているのかを学べるプラクティカルな授業。

課題:
リーディング - 毎週論文を1個読む
グループプロジェクト - 3回くらい指定された問題(ティーンエイジの妊娠、フェミサイド、gender based violenceなど)に関してのプロジェクトを作る
プロポーザル - ファイナルペーパーの計画書を5ページくらい書いて提出
ファイナルペーパー(論文) - ジェンダー開発(ジェンダーメインストリーミング)に関するプロジェクトをデザインして25ページ以上の計画書を書く

感想:この授業がこの学期で一番大変でした。グループワークも多く、時間が取られたのと自分でジェンダー主流化に関する開発途上国でのプロジェクトをデザインしなければなりませんでした。クラスメイトの多くが、KOICAプログラムという政府機関職員を対象としたプログラムで来ている人でみんな政策作りやプロジェクト考案などの経験があり、全く経験のない私はいつも授業から遅れていました。そしてファイナルペーパーであるプロジェクト計画書は25ページ以上の指定がありました。結局6,500wordsくらいを書いて提出しましたが、本当に終わらないかと思い焦りました。一番達成感のあった授業です。

 ●Short-Term Internship

内容:学外でインターンシップを行う。

課題:160時間働き、上司に評価書を書いてもらう

感想:この授業は大学で受けるものではなく、学外でインターンシップを行なって単位をもらうものでした。私はソフトウェア会社のセールスとしてインターンをしました。韓国語が話せないため、英語で仕事ができる会社を探したのですが、言語に限らず海外で働くのは難しいなと感じました。


2. 最後に

2学期目もあっという間に終わってしまいました。やはり一番感じるのは課題の多さです。学部生の時とは比べ物にならないくらい毎週リーディングやその他の課題に追われています。

また、授業内では発言をしないと評価してもらえなかったり、いきなり意見を求められたりもするので予習に時間がかかります。積極性の重要性を感じながら生活しています。

このように大変なこともたくさんありますが、多くを学べているのも確かです。前よりも勉強の習慣もつき、知識が増えていくごとにどんどん楽しくなっています。

今回も読んでくださり、ありがとうございました!

YouTubeTwitterでも発信しているので、ぜひ観てください🍎
質問も大歓迎です!


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