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筋トレ嫌いなわたしが「体幹」をゲットすべく、マシンピラティスを始めた件

いま、一番ほしいもの。
それは「体幹」だ。

そして、それが手に入りそうなトレーニング
「マシンピラティス」を始めてみた。

今日は、そのことについて書いてみようと思う。

1.いちばん欲しいのは「体幹」


「ただの趣味」を超えて、ライフワーク的にフラメンコにハマっている話は、以前の記事で。

筋トレが嫌いで、歩くのが嫌いで、運動が嫌いで、身体が固いけど、踊ることが好き。フラメンコが好き。

という、身体能力が低いのに踊りが上手くなりたいという残念なわたしだが、自分なりに練習をしている。

けれど、自分の中でいくら練習しても納得がいかない部分は、やはり根柢の「身体能力」にあるのだと痛感するようになった。

どんな踊りでも共通して必要なのが「安定感」だ。
下半身が動いているときに、上半身が持っていかれてはいけない。

フラメンコのリズムの感じ方や、腕の使い方、足の打ち方、小手先のことを練習してもクリアできないのがこの部分。

その「安定感」に一番必要なのが「体幹」、
つまりインナーマッスル。

フラメンコの先生はもちろんのこと、ダンサー、体操選手、バレリーナ、アスリートなど、身体を使う職業の人はもちろん鍛えている部分だ。だが、そういう人はもともと才能があるし、小さいころからトレーニングメニューに組み込まれているので、そもそも体幹がセットでついている。

わたしのような「運動は嫌いだけど踊りは好き」みたいな人間は、そもそも筋肉なんて、意識してつけないとつかないものなのだ。

そしてインナーマッスルは意識しないと付きにくい。だってインナーにあるマッスルなんだもん。触れない部分だから、意識もしにくいよね。

2.「マシンピラティス」という新風


そんな悩みを持ちながら悶々としていたある日、久しぶりに会ったママ友が、最近通い始めたという「マシンピラティス」が、ものすごく良い!とモーレツに推してきた。

「マシンピラティス」とは、最近K-POPアイドルがやっていると話題のピラティスだそう。

アーバンクラシックピラティスより

そしてピラティスって、ヨガの亜種みたいなものだと思っていたが、実は全然発祥が違うらしい。ピラティスさんという男性が、負傷して寝たきりになった兵士たちのリハビリのために考案したトレーニングだそう。

日本ではマットの上で行うピラティスが基本だが、本来のピラティスは、この「マシンピラティス」らしく、負傷した兵士のリハビリに使っているのだから、当然期待される効果は、インナーマッスルを鍛えることで、身体が整い、歪みが治るという部分。へぇー、知らなかった。

わたしの悩みは、フラメンコが上達するために体幹を付けたいのはもちろんだが、反り腰や腰痛、膝痛、そして立ち仕事での足のむくみなど、アラフィフの不調オンパレードも解消したいと思っていた。

そんな私に、ママ友はたたみかけるように「それ全部、マシンピラティスで解決するから!」と言った。

誤解がないように言っておくと、彼女はそこの回し者でもなんでもない、普通にパートしている主婦だ。以前ボクササイズに通ってめちゃくちゃ痩せたときに、そこを紹介してと頼んだら「性格的に、わたしには向かない」と薦めなかったくらい、わたしのことをわかっている。

だからこそ、この激押し「マシンピラティス」にがぜん興味を持ってしまった。

そのママ友は、今日わたしの勧誘に来たのか?というくらい、マシンピラティスを熱く語った。

彼女はホットヨガのLAVA系列のマシンピラティスに通い始めたので、ヨガ講師からマシンピラティスに転向した人がインストラクターをやっているらしい。

そして、その元ヨガ講師が、マシンピラティスを絶賛しているらしい。O脚が治ったとか、身体のゆがみが治ったとか、なんだか効果がてきめんらしいのだ。

そこまで言われると、首、肩こり、腰痛、膝痛に加えて、足のむくみとかなんとなく不調とか抱えているアラフィフのわたしの心は動く。

ということで試してみたくてウズウズしてきた。


3.通える範囲に、お手頃「マシンピラティス」ジム発見!


だが、彼女が通うジムは、わたしの家からは車で30分ほどかかる。往復最低1時間。そしてレッスンに1時間と考えると、その前後30分もアイドルタイムで取っておくとして、そうなると、ジム通いに1日割かなくてはならなくなる。

すでにほとんどの平日が、仕事か用事かフラメンコで埋まっており、何もない日が月に1日あるかないかなのに、さらに週に1日、マシンピラティスに割く時間は正直ない。

だからといって、仕事が終わってから夕飯を作り、そこからジムに行く元気はおそらくない。幽霊会員になるのは目に見えている。

通いたいけど、距離というハードルが高すぎる。

グルグル悩んで、通える条件でマシンピラティスをやっているところがないか、あれこれ検索した。

だが、マシンピラティス自体が新しいので、やっているスタジオがなかなかない。あったとしても、個人レッスンで1回1万円とか、もう予算的にムリゲーだったりする。

通える範囲、手ごろなお値段で、どこかないのか?とさらに探しまくったら、

フラメンコで週に一度通うスタジオの近所に、マシンピラティスがあるジムを発見した。

そこは友人が通っているような50分の集団レッスンではなく、サーキット形式で「手軽に、サクッと、マシンピラティス」をうたっているジム。予約いらずで、30分で1サイクルのサーキットなので、帰りにふらっと寄って帰れそうだ。

手軽にサクッと、程度で効果が出るかはわからないが、時間がないわたしにとっては、とっても魅力的。

そして、必ず週に一度行くフラメンコのスタジオ近くなら、行けるだろうなと思った。

そして、フラメンコの日は、朝練含めて最大4時間ほどレッスンしているので、身体はクタクタだが、サクッとあと30分程度なら、少しだけ頑張って、トレーニングして帰れるかも。

だって、わたしの目的は「フラメンコのための体幹をゲットする」なんだもの。フラメンコをやった後なら、モチベーションが上がっているのでたぶん頑張れそう。

そして価格的にも、週4なら月8000円程度で通える。フラメンコの月謝もかさむので、もうこれが出せる限界って感じ。いや、結構キツイんだけど、体幹のために出す感じ?

4.善は急げ。見学に行って、説明を聞く


思い立ったが吉日
鉄は熱いうちに打て

熱しやすく冷めやすいわたしなので、とにかく見学に行ってみようと、早速フラメンコレッスン帰りに、疲れた体にムチ打ってジムを訪れた。

ジムはそこまで広くないけど、新しいのでキレイ。感じの良いインストラクターのお姉さんが、あれこれ説明してくれる。

とにかくフラメンコが上手くなるために、体幹を手に入れたいんですっ!と話すと、インストラクターの方がモダンバレエ経験者で、わかりますーと。

それと、昔、膝が痛すぎて整形外科のリハビリに通っていた時にも、「必要なのは筋トレ。できればインナーマッスル大事」と言われていて、たぶん体幹が鍛えられれば、自然と腰痛や膝痛も改善するのでは?という期待がある。

・サーキット形式のマシンピラティス

このジムは、マシンピラティスの機械プラスTRXとか追加の道具を加えて、2分ごとのサーキット×5種類のトレーニングを2周してトレーニング完了。マシンからマシンへの移動時間を含めると、だいたい2周で30分という計算。

週に一度、たった30分で効果が出るのか??というのが気になるところだが、当然、もっとたくさん通えば通うほど効果が出るのは早い。そんなの分かっている。

だけど、気軽に通える距離ではないし、わたしが出せるお金と、使える時間の限界値が、「週に1回、30分」だ。

そして、筋トレをやろうやろうと頑張って、自宅でやってみても、やっぱり続かない。無料のものは、無料で出来るけど、やらなくても無料。だから、やらなくても何も損をしない。

損得勘定の激しいわたしは、行かないと損をする状態にしておいた方が頑張るだろうと踏んだ。

そして、やらなければゼロ。週に1回30分でも、やれば、どんなに低く見積もっても、やらないよりは良いだろう。欲張らずに、ゼロより1を取って、まずはやってみようと思った。

・セミパーソナルって、実際どうよ?

もうひとつ心配だったのが、「セミパーソナル指導」の部分。マシンピラティスどころか、ピラティスだって未経験のわたしだ。しかも筋トレが大嫌いで、筋肉も全然ない。だから最初はしっかり教えてくれないと困る。

インストラクターは2~3人常駐しているが、予約なしのジムなので、そのときによって利用者の混雑度は変わる。なので、誰もつかないときはマシン横にある動画を見ながらやらなくてはならない。

でも、使ったこともないマシンを動画を見てやるにはハードルが高すぎるので不安だ。

それを伝えたところ、最初はもちろん丁寧に説明するし、呼んでくれたら教えます、とのこと。

そして、どれだけインストラクターが指導できるかは「混み具合による」とのこと。そりゃそうだ。

そしてわたしが通うであろう、平日の2時~3時くらいの時間帯は、基本すいているので、おそらく待つこともないだろうし、インストラクターも余裕をもって指導できると思う、とのこと。

朝オープンしてすぐや、仕事帰りの方が来る夕方はけっこう混雑するらしい。マシンの数に限りがあるけど予約なしなので、ときどき待つことや、後がつかえていることもあるとか。

とりあえず、わたしが通う時間帯は、すいていそうなので、それも条件クリアだな、と思った。

説明を聞いて、今日からでも開始オッケーと言われたので、善は急げ、その場で「やってみよう」と思った。

5.契約を確認して入会決定!


入会するときは、すぐに退会できるかどうかも確認が必要だ。

フィットネスジムは、割と退会や休会で引き留めがあり、辞められないなどトラブルを聞くので、そこは念入りに聞いておく。

こちらのジムは、初月は日割り、翌月無料キャンペーンで無料、入会金と事務手数料無料。昔の携帯電話のように、キャンペーン適用の場合は入会しばりがあって、1年は辞められないらしい。(※店舗や時期によって違いがあると思うので、確認をお願いしたい)

ただし、1年以内に退会したい場合は、無料になったはずの入会金と事務手数料を支払えば退会可能らしい。

似たようなサーキット系のフィットネスジムで、気軽に体験に行ったらゴリ押し営業に遭い、電話がジャンジャンかかってきてしつこく勧誘されて嫌だったし、そこは退会もなかなかさせないことで有名だったので、もし退会したい場合のことは念入りに確認した。

サブスク系の契約は、退会についての記載がなかなか見つからずに不安になるが、聞けばしっかり教えてくれ、契約書の部分も確認してくれたので安心できた。


契約面はクリアになったので、その場で入会手続きをする。

会員登録も、支払い登録も、すべてオンラインで手続き。LINEで連絡が来るので気楽。15分くらいで会員手続き完了。

専用のすべり止めつき靴下の購入が必要とのことで1足購入。入会当日なら半額ということで税込み440円。これもキャッシュレス決済。いまどきだなぁー。

6.さっそくマシンピラティス開始


手続きを完了し、さっそく開始しましょうということで、ロッカーと着替えスペースに案内された。

いちおう鍵つきの更衣室が2つほどあったが、わたしはフラメンコレッスンの日は、すでに下に練習着を着ているので脱ぐだけで準備完了だ。着替えが必要ないのも便利。

と、ロッカーの前でじゃんじゃん脱いでいたら、後から来た会員の方が「いちおう更衣室がこちらにありますよ」と教えてくれた。脱ぐだけでオッケーな戦闘モードで来ている人はあまりいないので、ちょっと面食らったような表情だったが、いちおう「今日から入会するのでよろしくです」とあいさつした。

予約なしで通えるジムなので、会員同士の交流は特にないと思うが、挨拶くらいはしておこうかなと思った。会員さんの年代は、平日午後というのもあってか、わたし世代から、もう少し上の女性。落ち着いた感じでいいかなと思った。

さっそくマシンピラティスの機械の前に立つ。今日は初めてなので、説明しながらやりましょう。と入会の説明をしてくれたインストラクターさんがついてくれた。

上半身コースと下半身コースどっちがいいですか?と聞かれたが、どっちがどういいのか分からないので「体幹にきく方で、おすすめのやつを。」と答えた。とりあえず今日は上半身コースになった。

マシンに寝て、呼吸を意識して、紐を引っ張ったり、ジャンプしたり。動き自体は単純だが、それぞれのトレーニングにけっこうコツがいる。意識する筋肉も教えてくれるので、そこを意識しながらやっていく。

ただし、初めてなので、当然うまくはできない。慣れるまでは効かせる筋肉が意識しにくいので、慣れてからの方が負荷を感じます、とのこと。

確かにマシンピラティスのマシンは、よくあるマシンジムのものと違い、嘘みたいにバネが軽い。バネを重みにしてトレーニングをするのではなく、自分の筋肉を緩衝材にして上手に筋肉を使ってトレーニングするようなイメージ。

最初の1周目は説明を聞くだけでアップアップだったが、2周目に入って少し動きが分かるようになったら、たった2分でもキツイ。だってもともと筋肉がないんだもの。

そういえば家でできる3分エクササイズでさえ続かなかったのだ。2分×5回サイクル、そして30分て、短すぎない?って思ってたけど、わたしにとっては結構負荷を感じるものなのかも。とやってみてわかった。

そんなこんなであっという間の30分だった。

翌日はけっこうしっかり筋肉痛。
30分でも侮ってはいけない。

やってる間はきついけど、時間的には30分。入会しちゃったし、とりあえず頑張って通ってみる。効果はしばらくしないとついてこないし、ある程度通ってみないと感想も安定しないだろう。また変化があれば記事にしてみようと思う。

まずは、新しいことを始めた!ということで第一歩。マシンピラティスを扱うジムは首都圏を中心に徐々に増えているようなので、気になる方は一度調べて、覗いてみると良いと思う。

今日もお読みくださりありがとうございました!


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