小さいけど大きい影響力
おはようございます!やまじゆうきです。
もう少しでJAMCAFEが8周年。なんかやろうかなぁと思いながら全然手がつかない…
毎年お祝いなどいただきますが、本当に結構ですので、お店でたくさんお金を使ってください…それが一番嬉しいです。
(こういう話って昔はタブーだった気がしますけど)
さて。
先日、instagramにこういうことを書きました。
なんてことのないスマホで撮った写真だけど、ここに僕の好きが全て詰まっている。
フランクロイドライトのモンドリアン柄のグラスに、自分以外の誰か、が淹れてくれたカフェオレ。それにJAMCAFEの店名の由来にもなっているTHE YELLOW MONKEYの30周年を祝うアニバーサリーの雑誌。
お客さんはテーブルの上に好きなものを並べますが、僕はお店全てに自分の好きなものを星屑のように散りばめる。
そして、その星屑を「キレイだなぁ」と感じてくれる人がお店に集まる。
お店はホテルのラウンジだったり、自分を生まれ変わらせるサロンのようなものに考えていたけど、なんだか「プラネタリウム」としての機能もあるのでは?と思います。
「いいものを見たい」というシンプルな気持ち、というか、ね。
お店は自分の好きなものをたくさん散らかすことができて、それで喜ばれるんだからありがたいなぁというこをふっと感じて、それを咄嗟に書いたものです。そうしたら昔のスタッフの子がコメントをつけてくれて
「そのグラス、お店で使っている時から好きで、自分で購入して自宅で使っています」
「椅子も影響を受けて買いました」
とのこと。
僕は芸能人でもタレントでもないけど、誰かの世界へ影響を与えることがあるのだな、と再確認。
他のお客さんも
「ゆうきさんがオススメしていたカフェにいってきました!」という方がたくさんいる。
やっぱり僕は嘘はつけないなぁと感じます。
寛容は不寛容に対して寛容であるべきか、みたいな話がありましたが、似てるなぁと思っていて何かの不誠実が目の前に現れた時に自分が誠実であれば、その誠実さで争えるし、戦えるし、武器になるということです。
僕のオススメのカフェがその方には合わなくても「ゆうきさんが本気でおすすめしていた」という事実があれば、何かしら感じてくれるはずです。感じずとも、何かを感じ取ろうという努力くらいはしてくれるかもしれない。そこに僕の情熱が存在するから、です。
一方で、僕が行ったことのないお店を、例えば、今評判がいいから、というだけの理由でおススメしてそのお客さんが満足しなければ、僕は自分の発言を後悔するでしょう。流行ってるものがダメ、とかではなく、そもそも自分がいいと思っていない、もしくは体験すらしていないものを「いいものだ」という嘘の提示をしたことに対して、自分を蔑むことになるはずです。
以前も書きましたが「世界は変えられないが誰かの世界は変えられる」。
常にその時、だと思って自分の考えや思想は曲げずにいかねば、と思います。思想も好きなものも変わっていくでしょう人間ですから。
大事なことは、そこに「嘘」が混ざらないことです。
自分のお店がそうであるように。
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お店にも来てくださいね〜〜!!