「妹がいて良かった」と歳を重ねるごとに強く思う。
子どもの頃、私は一人っ子に憧れていた。
親を独り占めできるし、
おやつの取り合いもしなくていいし、
おもちゃも常に新品を買ってもらえる。
「あぁ、一人っ子ってなんて魅力的なんだろう~」なんて思っていた。
ところが、私には3歳差の妹がいる。
そのため、おもちゃの取り合いになるし、
教科書は妹に表紙の端っこを食べられて入学そうそうボロボロになるしで、
何かと心穏やかではない幼少期を過ごした。
しかし、大人になった今は、妹がいて本当に良かったと思う。
そして、この思いはこの先もっともっと強くなるはずだ。
なぜなら、妹だけが世界で唯一、親が亡くなった時に心から一緒に悲しめる存在なのだ。
それに、大切な人が亡くなる悲しみを独りぼっちで受け止める必要がないだけで、どれだけ心が救われるか。
一人じゃないってことは、自分で思っているよりもずっと、ありがたいことなのだ。
鬱陶しいと思うこともたまにはあるけどね笑。
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