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021【育児】 ベビハラ。

赤ちゃんを連れて歩いていると、スーパーではレジの店員がカゴの移動を手伝ってくれたり、ドアを開けるのを手伝ってくれたり、有難い出来事がたくさんある。

何か手伝ってくれるわけではなくても、「可愛いわね」とか「大変だね」とか好意を持って話しかけてくれる人がいて、嬉しい思いをすることがある。

その度に、日本はいい国だなぁ、と大げさかもしれないが感じている。

一方で、赤ちゃんを連れて歩いているということは、周囲に迷惑をかける可能性はとても高くなり、それを許容できない人は一定数いる。

飛行機内での出来事

前回の投稿「020【育児】 0歳児、初Flight!」では行きの飛行機内の様子を書いたが、実は帰りの飛行機では一悶着あった。

何かというと、離陸してすぐに、赤ちゃんを抱えた僕の隣に座っていた男性サラリーマンが突然席を立ち、そのまま前方の席へ移動したのだ。

状況としては、赤ちゃんは全く泣いていなかったし、手や足を隣の男性サラリーマンに出すようなことも無かったので、ほとんど迷惑という迷惑はかけていなかったと思う。

おそらく、起こり得るリスクに備えて、席を移動したのだろう。

とても申し訳ない気持ち、残念な気持ちでいっぱいになりながら、残りのフライト時間を過ごした。

加害者という自覚

0歳の赤ちゃんを連れて飛行機に乗ること自体、非常識なことであることは理解しているので、その男性サラリーマンを責めるつもりは全くない。こちらが全面的に悪い。これは、僕起因のベビハラだ。

最近の社会の風潮は、子供含む弱者に優しい。

ただ、今回のパターンで自分が逆の立場だった時にどう感じるか。

毎日毎日、深夜までの残業続きで忙しい。前日は夜遅くまで接待でゆっくり眠れなかった。今日は朝早くから飛行機で移動し、午後からは出張先で重要な会議。この飛行機内でゆっくり寝て、なんとかこの後も頑張らなければ…

こんな状況だったら、僕も同じ行動に出たかもしれない。

社会が赤ちゃんを持つ親に優しいのは、とても有難い。でも、それに甘え過ぎないように、という視点も、忘れずに持っていたい。

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