YUKIKO

音楽と写真と旅と動物が好き。Webと写真撮るお仕事。

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最近の記事

フィルムカメラ(110カメラ)を買う。

尾道駅前でやっていた蚤の市でレトロなフィルムカメラを買った。 ダンボールの中に色んなものが入っていて、そこを覗いていた時に見つけた。おもちゃかな?古そうだなぁと興味が湧いたのである。 私は普段、会社でWebデザイナーとスチルのカメラマンをしている。とは言え、自社スタジオでの商品撮影やイベントの記録撮影のみで、カメラを触るのは月に数回程度である。カメラを始めてからかれこれ15年ほどになるが最初からデジタルの一眼レフだったし、知っているフィルムカメラは幼い頃に使った「写るんです

    • 尾道一人旅。

      桜が満開を迎える頃、私は尾道にいた。 今年の春はいつになく肌寒い。朝7時過ぎの新幹線で新神戸駅から福山駅まで行き、そこで30分ほどの乗り継ぎ時間があったのだが、待ち合いスペースの人々は誰も冬服を纏っている。そう、私は服装選びを間違えた。 広島が神戸より寒いとは予想外だった。 何とか寒さに耐え、尾道行きの在来線に乗り込んだ。電車は観光客だろう人々でそれなりに混んでいたが、運良くボックス席の窓側に座ることができた。窓を流れる景色はよく見る田舎の風景である。山間部も通り、山肌には

      • ギターのカスタマイズ。

        「Nakase Guitar Repair Shop」は、腕の良い店主がギターの持ち主の使い方や声に合わせてカスタマイズやリペアを施し、ギターのポテンシャルをその時の最高にまで引き上げ、更にその先のギターの成長までも加味して調整してくれるという評判のお店。ただ、誰の依頼でも受けるわけではなく、店主が気に入ったお客のギターしかやらないらしい。しかも報酬は受け取らないのだから謎の店である。 なんて、そんな夢のようなお店は残念ながら実在しないのだけど、人は存在している。私が敬愛し

        • 憧れのGUILDギターを買う。

          ショートスケールのギターを買ってから1年9ヶ月が過ぎた。とても気に入っているけれど、やっぱりレギュラースケールのアコースティックギターが欲しくなった。 そこで、本やネットを見ながらどんなギターが良いか色々見てみた。色んなブランドがあるし、形も木材の種類も大きさもデザインも数限りなくある。こんなに種類が必要なの?と思うくらい。 ただ、私は最初のギターにaNueNueを選んだくらい、何でもちょっと変わっている方が好きだ。もちろん憧れの唄うたい、中瀬悠騎さんに勧めてもらったという

        フィルムカメラ(110カメラ)を買う。

          歌詞集。

          CDの話が出たころだったか、悠騎さんにオリジナル曲の歌詞と私の写真で歌詞集を作らせてもらえないだろうかと打診した。大好きな唄うたいとの出逢いを何か作品として残したいという思いが日に日に大きくなっていた。昔から自分の表現をカタチにしたいという思いもずっとあったけれど、方法が見つからないままだった。 私は中学生の頃から毎日ノートに言葉を書いていた。それは歌詞のような、メロディーが乗ることを意識した内容だった。ほとんど日記を書くように歌詞を書くことは20代前半まで続いて、次第にシ

          歌詞集。

          路上ライブの記録とYouTube。

          2022年4月30日に初めて悠騎さんの路上ライブに行ってから、7月23日、10月2日、10月9日、10月29日、11月12日、12月4日、2023年4月8日と、これまで8回行かせてもらった。終電で行くため始発が来るまで帰れないので、電車で来るお客さんがいるときはいつも朝まで唄ってくれる。 その8回でたくさんのファンの人に出逢った。男性もいるし、女性はなぜか?みんな本当にキレイな人ばかり。そして、素敵な人ばかり。(残念ながら私は唯一の例外である。) 悠騎さんのファンは他にも

          路上ライブの記録とYouTube。

          2回目の路上ライブとCDジャケット。

          初めて路上ライブに行かせてもらってからも悠騎さんはツイキャスの配信で色んなことを教えてくれた。私が悠騎さんのオリジナル曲「泣き空」が大好きで弾けるようになりたいと言えば、画面で弾き方を映して教えてくれ、音楽全般に様々な角度から教えてくれた。 土曜の夜にはまた音声で参加させてもらって、悠騎さんは色んな話をしてくれた。それは一度や二度ではなかった。私の中で少しずつ何かが変わるのを感じていた。 そんな日々の中で、ファンのみんなからの要望があることに気付いた。それは悠騎さんのCDが

          2回目の路上ライブとCDジャケット。

          初めての路上ライブ。

          忘れもしない、2022年4月30日。前日の朝まで雨が降っていた。木製のギターには、特にビンテージのギターに湿気は大敵だと聞いていた。 夜、なんとか出来そうだということで、私は悠騎さんがいつも路上ライブをしている駅に向かった。22時半の出発だった。 私の家からその駅までは電車を3回乗り換えて1時間と少しかかる。初めて乗る電車、初めて降りる駅。途中、乗る電車を間違えながら、なんとか終電前に到着することができた。 終電が終わった後のその場所は街灯がない。いつもツイキャスでは小さ

          初めての路上ライブ。

          ギターを買う。

          2021年6月の終わり頃に路上の唄うたい「中瀬悠騎」さんに出逢い、頻繁にツイキャス配信を見に行くようになった。が、私が見に行くようになった直後、「路上ライブはしばらくお休みします。」ということで、家からの配信が多くなった。 家からの配信は路上とは違って、声量をかなりセーブしながらマイクとオーディオインターフェースを使う。でもその声がまた良い。ハスキーと言うのか、しゃがれていると言うのか。柔らかく唄ううたにギターのアレンジにとても魅力を感じた。路上ではあまり聴けないオリジナル

          ギターを買う。

          唄うたいさんとの出逢い。

          この出逢いを残しておきたくて、急に記しておこうと思い立った。拙文を先にお詫びする。 私の今までの楽器経験と言えば、高校の部活でトランペットが3年と専門学校を含めてバンドでドラムが2年。そして、二十歳のときに初心者用のエレキギターを買って、アンプも繋がず極たまにコード弾きをしていた。それは半年も続かなかったように思う。 そんな短い音楽活動を経て、30代前半までは月に数回はライブハウスに通っていた。今も好きなミュージシャンは沢山いる。でも、自分で演奏することからは遠ざかっていた

          唄うたいさんとの出逢い。