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実りを大きくするためのメンテナンスが必要

たまに、我が家の野菜成長記録を載せていました。
現在も菜園を借りて地道にやってます。
今回は番外編。

寒くなるともう野菜が育たなくなり、春夏野菜の栽培に向けて、土のメンテナンスを行います。
根っこが縦横無尽に張り巡らされ、栄養が少なく固くなった土を掘り起こす。
土を寄せて畑の底を出し土を乾かしつつ、土を振るって根っこや雑草、謎の幼虫などを取り除くのです。
そうして土を休ませてあげる。

充分休めたら肥料を混ぜてあげて、ふかふかできれいで元気になった土でまた野菜を育てるのです。

なんかね。
これって生き物みんなに言えることですよね。
まぁ動物なんかは自分でわかってて、休まなければならないときは、それこそ食事もやめてじっと休んで快復するんでしょうけど。

人間はなんかそのへんの、「休まなきゃ」の本能を感じるセンサーがちょっと鈍くなってる人が多いんでしょうね。

私にも覚えがありますけど、「まだやれる、まだ頑張らねば」とか思いがち。
でも、土壌がすっかりやせ細ったり汚染されたりすると、野菜の実りが期待できない。
改善するにも、より時間がかかるようになります。
やっぱりよきときに丁寧にメンテナンスしてあげなくちゃ。

余計なものを取り除いて、固くなったのをほぐして、栄養を入れないと。

土のメンテナンス作業って、正直大変なんです。
夏の終わりと冬の終わりにするので気候も厳しくなったり。
小さな区画といえども、土すべてをふたりで振るうのは体力的にもなかなか大変。
だけど、無心で土を振るい余計なものをバケツに捨てる作業をしていると、上に書いたみたいなことをぼんやり思ったりする。
ある種の瞑想のような感じもします。
我が家の畑に「ありがとう」と「春からもまたよろしくね」の気持ちを伝える大切な時間です。

それはきっと、いつもいつも毎日毎日頑張っている自分自身にも持たなければならない時間なんでしょう。
そうすればまたきっと元気になって、素敵な実りをもたらしてくれる。
そんなふうに、期待したいのです。

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