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【読書記録#56】 海賊と呼ばれた男 下巻 百田尚樹 著

<2022年12月21日にインスタに投稿したものをシェアしています>

上巻に引き続き、次々に起こる苦難をスタッフが一致団結して乗り越えていく姿が只々素晴らしい。

日本人としての誇りを常に持ち、利益至上主義に走らず、信用を重んじる鐵造(出光佐三)を心から尊敬。

彼が逝去された時、昭和天皇は彼を想い、「出光佐三、逝く」として次のように歌を詠まれた。

「国のため ひとよつらぬき 尽くしたる きみまた去りぬ さびしと思ふ」

彼は日本が困難な状態に置かれる中、国家と国民のために尽くし、日本人に日本人としての誇りと勇気を取り戻してくれた彼が亡くなったしまったことを寂しく思ってこのようにお詠みになられたのだろうな。天皇陛下が、民間人のために歌を詠まれたのは珍しいことだと聞くから、陛下がどれだけ彼に信頼を寄せていらしたか。

上巻の投稿でも書いたけど、こんな気骨のある男はなかなかいない。

しかも、すごいのは、彼がイランから石油を輸入することによって、イギリスからの不当な石油利権の搾取で貧窮してイランを救ったというところ。彼は、イランが親日国になるきっかけを作った張本人。 彼の素晴らしい功績は、教科書に紹介されるべきだと思う。

どんな時代にいても、日本人としての誇りを忘れず、常に誠心誠意を持って全力を尽くせば、どんなことも乗り越えられるということを、この本を通して学んだ。

超おすすめ。

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