プリン

血糖値が上がりにくいのはプリンかゼリーか

こんにちは、ゆうき(@yukimytrainers)です。

今回はフルーツゼリーよりプリンの方が太らないのか?これを検証したいと思います。

テレビ番組でよくあるのが「これとこれどっちが太りにくい?」っていう選択肢なんですが、たまに見かける「フルーツゼリーよりプリンの方が太らない!」っていうのがあるんですよ。

理由として主に言われているのが、プリンには卵や牛乳が使われているため、タンパク質やカルシウムをとることができ、栄養バランスがよいためと言われています。


今回は本当にプリンの方が太らないのか検証したいと思うんですが、前提条件として血糖値のみに焦点を当てて検証したいと思います。

色々な理由はあると思いますが、僕は血糖値測定をするYouTuberなので血糖値がどうなるのかで判断します。

つまり、フルーツゼリーとプリンのどっちが血糖値が上がりにくいのかっていうのを比較しようと思います。血糖値が上がってしまう方が太りやすいってことですね。


フルーツゼリーについては以前検証したこんにゃくゼリー100gを食べた時の血糖値を使用します。


ではプリンを食べて血糖値を測ってみたいと思いますが、プリンはこれを使います。グリコビッグぷっちんプリン160gです。

プリン

グリコビッグぷっちんプリン160gの栄養成分は以下の通り
たんぱく質 2.7g
脂質 11.3g
炭水化物 28.4g

糖質割合は67%。

原材料は乳製品、砂糖、カラメルシロップ、植物油脂・・・です。


血糖値測定

では血糖値を測定していきます。

空腹時血糖値は84でした。110未満が正常範囲なのでokです。

30分後は107です。60分後は112.

60分後

緩やかに血糖値が上昇していきました。

90分後は101です。ここで空腹時血糖値まで戻りましたのでここで測定は終了です。


結果

これが今回の結果です。

90分後

血糖値上昇幅は最大で28.緩やかに上昇しその後緩やかに下がっています。

グラフの波形としては結構好きです。ゆっくり上がってゆっくり下がるみたいな感じです。

では、こんにゃくゼリー(フルーツゼリー)と比較してみます。

比較

それがコチラですが、こんにゃくゼリーは30分で41上昇しその後30分で35急降下します。これは血糖値スパイクですね。

しかもこれ、ゼリー100gでプリン160gなのでプリンの方が1.6倍の質量があります。でも血糖値はプリンの方が上昇しないし、血糖値スパイクも見られません。

よって血糖値の側面から見ると「プリンはゼリーより太りにくい」という事が言えます。


ゼリーは実は糖質割合が92%です。

これがこんにゃくゼリー1個当たりの栄養成分ですが、たんぱく質も脂質も0で糖質が5.8g食物繊維が0.5gです。ほとんどが糖質なんですよね。

これを見るとね、そりゃプリンの方が血糖値上がりづらいよなってなりますよね。


まとめ

まとめると
☑プリンの方がゼリーより太りにくい(血糖値の視点から)
☑プリンはゼリーよりも量が多くても血糖値が上がりにくい
☑ゼリーは糖質割合が90%を超えていて血糖値が上がりやすい

はい、これが、まとめですが、ゼリーも使いどころはあると思っています。

例えば、糖尿病の方で低血糖状態が起きた時とかは有効なのかなと思います。あとはスポーツの休憩中のもぐもぐタイム的な短期的にエネルギーを摂りたい人はプリンよりもゼリーが良いと思いますね。


はいという事で今回は以上になります。
それではまた。


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