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2024年4月・たけのこ炊いた

先日、タケノコを炊きました

以前、このnoteに紹介した方法です

今年は、下記リンクで新しく知った「植物油を使ってアク抜きをする方法」を試しましたが、それはとても上手く行きました。今後はこの方法で行こうと思いました。

この方法でやると、タケノコの香りがとても良く立ち、灰汁は抜けても味は殆ど抜けずに仕上がります。私は「米油」を使いました。米油は、少し甘い香りがし、味は旨味とほんのりした甘みがあり、揚げ物に使っても加熱による劣化が少なくウチでは愛用しています。最近、こなれた価格でスーパーに売っているので使い易いですね。

リンク動画ではタケノコに着いた油を洗剤で洗っておりましたが(もちろん気を使って行えば害は無く味にも影響しません)私は、粗塩を手につけタケノコの表面をジョリジョリ擦り、ぬるま湯で洗って落としてみました。それで殆ど取れました。その後熱湯で少し湯がいてから水に落とせば塩味が付いてしまう事も無く完全に油が落ちます。

「大根おろしと水と塩」を使って灰汁抜きする方法も良いらしいのですが、それは大量に作る場合、あるいは大ぶりに切ったタケノコを処理するには向かない感じなので、少量調理する際に試してみたいと思います。(*その後やってみましたが、個人的には植物油で処理する方法が好みでした)

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いつものように「大量の日本酒、濃い昆布出汁、良い塩」で炊きました。

酒呑みセットです

向かって左側の漆器の皿に乗っているものは、煮た後に冷やしたものを冷たいまま梅干しを叩いたもの、ワサビ、胡麻を添えていただきます。梅干しがとても合います。

向かって右側のものは「若竹煮」です。煮上がって一度冷やしたものを再度温め、煮汁に「天然の天日干しわかめ」(天然のわかめを湯通しし、天日干ししたもの)を入れ、少しほどけて来たところで出来上がりです。海藻のミネラル分が加わり味にボディが出ますし、上質なわかめの香りとタケノコの香りが引き立て合います。

若竹煮

下画像は、タケノコの炊き込みご飯です。

タケノコの炊き込みご飯

こちらは上記リンクの「基本の炊き方」の方法で出る煮汁を多めに作っておき、それを使って炊いたものです。味付けはその煮汁だけですが、ご飯にする場合は、少しだけ塩を足します。具は何も足しません。タケノコだけ。もし炊き上がりで塩味が足りないと感じたら、塩を添えて出し、いただく際に塩を振ります。

若竹ご飯

上画像は、タケノコの炊き込みご飯に、上記の「若竹煮」に使った天然の天日干しわかめを日本酒で湿らし少しほどけて来たところで混ぜたものです。

おこげ茶漬け

上画像は、タケノコの炊き込みご飯を作った際に出たおこげを、お茶漬けにしたものです。濃いめの緑茶でいただきます。いただく際に味が足りなければ塩を足します。わさび、梅干しを添えても合います。醤油を使ったものや動物性のものは避けた方が味が濁らず好みです。動物性のものを使いたい場合は、例えば梅干しを叩いたものに鰹節を練り混ぜたものなど、間接的に使えば悪くない感じです。

リンク先の記事にあるように、タケノコを灰汁抜きしてから「日本酒・濃い昆布出汁・塩」で炊いておくと味がそれ程劣化しないので、付け焼き、炒め物、田楽、その他その他、色々な料理に展開出来ます。

沢山炊いたので、この他にも色々と作ると思いますが、この記事ではここまでにしておきます😊


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