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子連れディズニーなんて行きたくないと思ってたけど、4歳前に行ったら楽しくて返り討ちにあった

初めて子連れでのディズニーランドに行ってきました。ハロウィンイベント初日、9月の猛暑日に。めちゃくちゃ暑かった。

なぜまだ暑いこのタイミングだったかというと、ディズニーランドは4歳から入場料がかかるのですが、3歳のうちは無料。息子は来月4歳になるので、行くなら今でしょ!

しかも私の母の職場の福利厚生で9月中は割安にチケットが手に入るということで、私の両親も入れて、3歳息子と9ヶ月の娘、私たち夫婦で3世代で行くことにしました。

私、実家がディズニーランドから近くて、子供のときはよく両親に連れて行ってもらっていました。
また、大学を卒業後1年間ディズニーランドで働いていたこともあるくらい、ディズニーは身近な存在でした。(好きなレベルでいうと、普通に好きレベル。ディズニーオタクではないです。)

でも、子どもを連れて行くのは考えたことがありませんでした。

普通のお出かけでさえ大変なんだから、絶対に大変だし、2歳くらいでディズニーデビューしたという娘さんのいる先輩の話を聞いて、パレード見て園内を散歩して夕方に帰るなら、大人分のチケット高いし割りに合わないだろうと思っていました。先輩すみません。

私はビッグサンダーもスペースマウンテンも乗りたいし、夜のエレクトリックパレードも、花火も見て帰りたい。

ディズニーランドに行くなら、私がこれまで楽しいと思ってきた楽しみ方で満喫したいし、それができないのなら行かなくていいや。と諦めていました。

それからは、娘を妊娠したこともあり(妊娠中はお腹が張るのでディズニーランドに行くなんてご法度と思っていました)、息子がもうすぐ4歳になる今まで、子連れでディズニーランドに行くという考えを忘れていました。

しかし、行ってですよ。めっちゃ楽しかったです。

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もちろん、大変と言ったら大変でした。
晴れて最高気温36℃の猛暑日だったので、

「シンデレラ城だ、テンション上がる!でもアッツ!!」という具合に、直射日光に当たりながら園内を移動するだけで体力が消耗するし、子どもたちにこまめに水を飲ませたり、疲れて自分が不機嫌になりそうになるのを自制したり。

また、スケジュールの中心に考えていたパレードが高気温で中止になって残念でした。
しかし、パレードがないならアトラクションに乗ればいいじゃないと、アトラクションに切り替えました。

比較的に空いている平日で、体感的には人が多かったのですが、イッツアスモールワールド15分待ち、カルーセル5分待ちなど、アトラクションはけっこうすぐに乗れました。
夕飯はカレーを食べて、19時に退園して家に帰りました。

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園内で昼寝をするタイミングを逃した息子は、電車の中で寝てしまい、寝て重くなった息子を夫がおんぶして最寄駅から歩いて帰りました。頑張ってくれてありがとう。

家に着いたのは20時過ぎでしたが、駅から歩いて帰る途中で、一日が長くて夜中の1時みたいなテンションになり、スーパーに寄って買い物をしてしまいました。

家に着いて、最初に出てきた感想は「あー頑張った!」でした。今までは、楽しかった!だったんですが、頑張った!の方が大きい。

夫は買ってきたビールをグラスに注いで持ってきて、私は何も待っていないので拳で乾杯しました。笑いながら「乾杯したかっただけ」と言ってキッチンに戻って行きました。いや、お疲れさま。ほんと今日は私たち頑張った。

子どもたちが寝た後、まだ私はフワフワしたテンションだったので、今日の回ったアトラクションや、何をしたか、息子の様子などを日記につけていました。

息子がお子様ランチのゼリーから食べ始めたこと、
バズライトイヤーから降りたらすぐまた乗りたいと言ってファストパスを取ったこと、
道にある岩に登りたいと言って登ったら靴が脱げたこと、
ミッキーのファンタズミックでは不思議そうにメガネを上げ下げしていたこと、
カルーセルに一緒にのって楽しかったこと、

子どもが楽しめるアトラクションはだいたい自分も楽しいのですが、もっと刺激的なビッグサンダーやスペースマウンテン、エレクトリックパレードなしでも、十分に楽しめている自分がいました。

息子にとっては、何もかもが初めての体験で、何にどんな反応をするか、その一つ一つがどれも私にとっても新鮮で楽しい。

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これは待ってるときからご機嫌だったな、あれは最後少し怖がるかと思ったけど、じっと見てたな。「こどもだからねむくないよ!」って言ってたけど寝たな。なんて振り返っていたら、じんわりと、疲れたけど楽しかったな、行ってよかったなという思いが湧いてきました。

ディズニーランドに行くなら、私がこれまで楽しいと思ってきた楽しみ方で満喫したいし、それができないのなら行かなくていいや、と諦めていたのに。

子どもが楽しめるかを1番に考えて、自分の乗りたかったものや見たかったものを我慢して、それでも自分も楽しかったと思えるようになったなんて。これが親になるということなのか。

今まで、ディズニーに小さい子どもと行った人が「子どもが喜ぶ顔が見たいから頑張れる」と言っていたのを見て、そういうものかなと信じられなかったのですが、いや私もそうなってんじゃん…、その気持ちがわかるようになっている。
私も親になったのか、と1人でジーンとして泣いていました。

子連れディズニーなんて行きたくないと思っていた私ですが、4年越しで子どもとディズニーに行ったら、楽しかったし、自分が親に進化してることも実感して色々と返り討ちにあいました。
悔しいけど、ディズニーすごい。

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